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Utah 旅行記 1 - アーチズ国立公園

12月8日 〜 13日の旅程にて、ユタ州にある 4 つの国立公園を巡ってきました。その 1 つ目の公園がアーチズ国立公園になります。
アーチズでは天候に恵まれず、計画していたトレイルのいくつかを中止する羽目になってしまいましたが、基本的にはガイドブックで紹介されているような有名なアーチを見るだけであれば、トレイルはどれでも平坦で短距離のものが殆どです (例外が Delicate Arch へのトレイル)。

トップを飾るのはアーチズ国立公園の代名詞とも言える Delicate Arch (繊細な橋) で、自然が作り出したとは思えない見事な橋です。雲が切れ夕日が差し込むことを期待したのですが、残念でした・・・。
Delicate Arch は遠方から眺望できるポイントもありますが、(行きは上り、帰りは下りの) 片道 40 分 程度のトレイルを行けば、アーチの真下に立って写真を撮ることも可能です (よじ登るのは厳禁 )。勾配が急な箇所もありますが、基本的には緩やかです。

この西部劇に登場しそうなスポットは、園内入って直ぐにある Park Avenue (公園の道)と言われるトレイルのスタート地点からの眺めです。ちょっと分からないかもしれませんが、トレイルを楽しんでいる人が一人だけ写っています。

Windows (窓)と呼ばれるエリアにあるアーチで、この辺りには 5 つ ほどのアーチが密集しています。残念ながら、全てのアーチを巡る前に雨が本降りになってしまい、3 つほどのアーチの鑑賞を諦めました。

園内には至るところにこのような威風堂々とした巨岩や味のある枯れ木が至るところで見られます。

こちらは Sand Dune Arch (砂丘の橋) と呼ばれるアーチで、粒子の細かい、柔らかい土のトレイルの先で見ることができます。アーチに覆いかぶさるように巨岩が取り巻いているため、この空間内の光はオレンジ色が反射していて、 SF 映画の世界を感じます。

こちらは Landscape Arch (風景アーチ) です。見事な長さと細さです。なんでも 30、40 年前、アーチ右端の付け根が大きく崩落したため、更に繊細なカーブを付根に削り出したそうです。自然の凄さと言うかなんと言うかです。現在アーチの侵食 (崩落) は止まっているようなのですが、大勢の人が近づくと振動で再び崩落する恐れがあるとかで、アーチへ近づくことができなくなっています。
私はDelicate Arch よりも、こちらの Landscape Arch の方に強く惹かれたので、もう少し上手く撮影したかった!


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