ドアダッシュは日本のフードデリバリー界でどれだけシェアを獲得できるのか?
みなさんドアダッシュのニュースはもう読まれているかと思います。アメリカではあのUberEatsを抑えて圧倒的シェア一位を誇るDoordash(ドアダッシュ)。この企業は一体何者なのか?そしてなぜアメリカでそこまでシェアをあげることができたのか?日本ではどうなるのか?独自の目線で考えてみましたのでぜひ読んでみてください!
ドアダッシュとは
ドアダッシュを一言で説明するとアメリカで急成長中のデリバリーサービスで、UberEatsなどとの違いはデリバリーの新しい形を展開していることです。ではその新しい形とは何かというと、料理のみならず食材や日用品、衣料品や医薬品などありとあらゆるものを素早く宅配するサービスを作り、スーパーやドラッグストアと提携して料理以外も届けられるようにしたり、
ホテルと提携して宿泊者には宅配割引が受けられるようにしていることです。ドアダッシュさえ使っておけばどこでもなんでも手に入るというサービスを目指して展開しているところが他のデリバリーサービスとの違いです。
そして2020年8月からダッシュマートというサービスをはじめました。これはドアダッシュの倉庫のようなものでまさに即時に届くアマゾンのようなサービスです。
このドアダッシュが今年日本にも上陸するとのことです。デリバリー業界にどのような影響を与えるでしょうか?
アメリカで成功した理由
ドアダッシュは米国で3000以上の都市で展開し、人口の85%を網羅するという規模を強みとしており、サービスの規模が市場シェアの差で他との違いを出し成長路線に乗せてきた。また、レストラン側から見ても、ドアダッシュは登録料が安く、サービス開始時の手数料が割り引きされる利点があるため中小規模のレストラン・商店にも使いやすいという特徴がある。
又、同時にドアダッシュは都会の高級レストランをターゲットにして客単価を上げているという所も大きな要因と言われており、UberEatsは「郊外(田舎)」のシェアが高く、注文1回あたりの金額が低い傾向にあるため、数を稼がないといけない背景がある。
冒頭記載した通り、ドアダッシュはWalmartなどと提携して日用品の即時配達を行ったりしておりビジネスの拡大を行ってきたという点も大きく、コロナ禍もありユーザー数・ユーザーへの認知度もこの日用品配達で大きく伸びたことで大きく成長したと言われている。
日本ではどうなるのか
では日本ではどうなるのか。今年に入り、日本進出が発表されました。その時は京都での配達員募集ページが公開されていましたが、すぐに非公開となったり最初は仙台からスタートする?など様々な情報が飛び交っています。
日本でこの企業が成功するかどうかはわかりませんが、私は少なくともアメリカと同じように急成長するとは到底思いません。
大きな理由としては以下の通りです。
①ワクチンが普及し始め、コロナが落ち着いていくタイミンングであること。
②UberEatsがようやく市民権を獲得したところで特にそれ以上のニーズを感じないこと。
③フード以外の宅配サービスを最も必要とするお年寄りが利用するまでにかなり時間がかかると予測されることと他にもそういったサービスを展開している事業者がいること。
④日本はアメリカと比べて失業率が低く、配達員としての就労希望者がアメリカと比べると少ない可能性が高いこと。
皆様のご意見はいかがでしょうか。アメリカで急成長しているこのサービス、日本でも成功するでしょうか?ぜひニュース等でチェックしていきましょう!
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