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競馬予想法の変遷(備忘録)

【1980年代】
サイン読み登場!
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82年『馬券革命』高本公夫氏
83年【3冠馬ミスターシービー誕生】
84年【無敗3冠馬シンボリルドルフ誕生】
            【グレード制導入/JRA】
86年【牝馬3冠馬メジロラモーヌ誕生】
87年『TOHO馬券大学』創刊 東邦出版
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高本公夫氏の登場により、俗に言う《タカモト理論》が世に広まる。明治大学の後輩である井崎脩五郎氏もテレビ出演等によりサイン読みの普及に務める。


【1990年代】 
番組表理論登場!
サイン読み第二世代登場!
リンク理論登場!
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90年『恐るべき競馬の本』片岡勁太氏
90年『競馬ゴールド』創刊 日本文芸社
92年『サイン見破れ!』キムラハヤオ氏
93年『競馬ゴールド』風花良氏連載開始
    ーリーマン馬券師の挑戦ー
94年【3冠馬ナリタブライアン誕生】
95年『リンク理論』伊藤雨氷氏
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伊藤雨氷氏は池島雅之氏に師事していたようだが池島氏がいつ頃から活動していたのか存じ上げませんので割愛させて頂きました。
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そして96年 私の競馬人生がスタート!

以下競馬1年目(春季)の雑感を当時を思い出しながらダラダラと書いてみたいと思う。

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一番初めに買ったG1は桜花賞。
人気薄のファイトガリバーが一着入線してビックリしたのを今でも覚えている。当然不的中。

続いて皐月賞。枠連3ー3。
はぁ?ゾロ目?また不的中。

こりゃあ競馬の本とか雑誌でも買って勉強しないと当たらないんじゃないかと思い本屋に通ったものだ。
(当然この時代にはインターネットはまだ無い。)

天皇賞(春)頃には、サラブレッドインフォメーション読みをしていた。
(ある雑誌でキムラハヤオ氏のサラブレッドインフォメーション読みを拝読して感化されたのだ。)

『晩鐘に一騎、栄光は映える。』

晩鐘=晩に鳴らす鐘だから除夜の鐘だろうなと。
除夜の鐘は108回衝くんだからあーしてこーして・・とサクラローレルをあぶり出した記憶がある。G1初的中。

次は新設の第1回NHKマイルカップ。
①人気は3戦3勝のファビラスラフイン。
強い牝馬が現れた!とニュースになる位、この馬は強い勝ち方をして3戦3勝。
当然迷う事なく軸に。
相手もスギノハヤカゼとツクバシンフォニーの2頭に絞った。
結果、何と鉄板より固いと思っていたファビラスラフインが14着・・・orz
(マカヒキかよと今では思ってしまうが)
競馬に絶対はないのだと悟った瞬間である。

続いて高松宮杯G1。(現在は高松宮記念)
95年まで2000mのG2だった競走である。
G1昇格初年度(1996年)の目玉は3冠馬ナリタブライアンの参戦。
流石に3冠馬でも1200mのスプリント戦はキツいだろうと思い買わなかったと記憶している。
馬券は当てた記憶はないので外してるはずだ。

次は優駿牝馬(オークス)。
桜花賞を熱発で回避したエアグルーヴが満を持しての登場だ。桜花賞もこの馬が出走していれば勝利確実と言われたくらいに強い。
対して桜花賞馬のファイトガリバーは距離不安が囁かれていた。
当然買い目から外してエアグルーヴから有力馬に流した。
結果、エアグルーヴ1着は強いの一言。秋には凱旋門賞挑戦の噂も出てくる程この牝馬は強かった。(後程の活躍はご承知の通り)
この時代に凱旋門賞挑戦とか怪物過ぎる。

そして問題は2着だ。

ファイトガリバー・・・

道中はほぼ最後方で死んだふりをしていたが最後の直線で猛然と追い込んで来たのだ。
マジか?距離持つのかよ?
当然馬券は紙クズである。

続く日本ダービーでは3戦目の出走となるフサイチコンコルドが話題に。欧州では一年前に2戦目で英ダービーを制覇したラムタラが神の馬と呼ばれていた。
しかしまだ競馬初心者だった自分は、フサイチコンコルドなんて無理だろうと思っていた。
福島の新聞広告に『神の馬、ラムタラ』というキャッチコピーが出ていたのも承知していたが、まさか3戦目でダービー制覇はないだろうと高を括っていた。
結果はご存知の通り。
JRA競馬は仕組まれていると悟った瞬間だ。

続く安田記念。
サラブレッドインフォメーションはこれ。
『マイルの至宝、この道に惑いなし。』
これはもうトロットサンダーで間違いないだろうと覇者予想。
結果、マイル戦無敗のトロットサンダーが勝利。
満更でもない気分だった記憶がある。

お次は宝塚記念。
マヤノトップガン(菊花賞馬)が①人気だったが、②人気のカネツクロスを軸にして買った記憶がある。何故この馬を軸にしたのか理由は思い出せない。当然外れ。

と、ここまで96年春季G1の雑感や思い出を記憶のある限り書いてみた。

この後、秋季G1や翌年(1点勝負に目覚めた年)の事は気が向いたら書き足してみようと思う。
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【2000年代】
番組表&オペレーション解読全盛期!
データ分析会社脱税事件!
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02年『競馬学 西澤理論テキスト』西澤広久氏
03年【牝馬3冠馬スティルインラブ誕生】
04年『聖域への挑戦』異邦人(冴羽拳史郎氏)
     『ケンシロウの競馬学』主宰
05年【無敗3冠馬ディープインパクト誕生】
            【日本&米国オークス制覇シーザリオ】
07年『データ分析会社UPRO脱税発覚』
本社▶香港 社長▶英国人 ▶脱税額160億円
            【牝馬変則3冠馬誕生】
             ダイワスカーレット
            【64年振り牝馬によるダービー制覇】
             ウォッカ
08年【37年振り牝馬による有馬記念制覇】
             ダイワスカーレット
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『競馬学 西澤理論テキスト』西澤広久氏
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知る人ぞ知る競馬番組表解読&オペレーション解読のカリスマである。
【ルドルフ超え】
【3冠馬10年周期】
【G1は7勝までしか出来ない】
等皆さんも聞いた事があるのではないだろうか。
全てこの方から始まり世に広まったのである。
宗教で言えば教祖である。
この時代では自他共に認める唯一無二の至高の競馬研究者だろう。

私も日本ダービー講演会に一度だけ参加した(03年)事があるが、いまいち腑に落ちない内容だったと記憶している。参加費は確か5000円だった。
そして【競馬学 西澤理論テキストー日本ダービー編ー】を50000円で購入したのだった。
現在は活動されていないようだが何をされているのか知る由もない。

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『聖域への挑戦』異邦人(冴羽拳史郎氏)
『ケンシロウの競馬学』主宰
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆競馬番組表解読の分野では一番マトモな研究者なのではないだろうか。会費も良心的だ。
月額5000〜6000円で競馬理論を学べる(造詣を深める)事が出来るのだからコスパは最高だ。
但し買い目が目当ての方は遠慮されたほうがよろしいかと。この人は競馬予想家ではなく競馬研究者だからだ。
昨今のJRAの対策によって苦戦している事もあるだろうが、貴殿の競馬力を間違いなくアップさせてくれるはずだ。理論や考え方を学ぶ予備校みたいな場所だという事だ。
私も暫くの間、会員だったので断言出来ます。
(参加はあくまでも自己責任でお願いします。)
(ヤル気のある方や志の高い方向けです。)


次にウォッカとダイワスカーレットという名馬2頭による偉業の共通点について解説しよう。
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《ウォッカ》
64年振り牝馬によるダービー制覇
《ダイワスカーレット》
37年振り牝馬による有馬記念制覇
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2007年 日本ダービー(18頭)
1着 2枠3番 ウォッカ     (ー16番)
2着 8枠16番 アサクサキングス
3着 7枠14番 アドマイヤオーラ(ー23番)

2008年 有馬記念(14頭)
1着 8枠13番 ダイワスカーレット(ー16番)
2着 8枠14番 アドマイヤモナーク
3着 4枠6番 エアシェイディ   (ー23番)

おわかり頂けたであろうか。
どちらのレースも14番と16番と23番で構成されていたのである。
JRAという国家機関はやってくれますな。


【2010年代】 
競馬予想ソフト時代に突入!
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10年『大阪会社員脱税発覚 卍氏』
    ☆予想ソフト使用☆
            【牝馬3冠馬アパパネ誕生】
11年【3冠馬オルフェーヴル誕生】
12年【牝馬3冠馬ジェンティルドンナ誕生】
13年【牝馬変則3冠馬誕生】
             メイショウマンボ
            【史上初ジャパンカップ連覇】
             ジェンティルドンナ
15年『馬券裁判 最高裁で勝訴 卍氏』
18年【牝馬3冠馬アーモンドアイ誕生】
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨後程加筆修正予定。


【2020年代】 
SNS全盛&競馬予想AI時代の到来!
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨20年〘コロナ禍により無観客競馬施行〙
            【無敗3冠馬コントレイル誕生】
            【無敗牝馬3冠馬デアリングタクト誕生】
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【令和の無敗3冠馬・牡馬牝馬2頭同時誕生】
この事柄についても書きたい事は山程あるのだが、気が向いたら別記事として書いてみようと思う。

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ここ数年のSNS全盛時代を迎え、情報が手に入り易くまた拡散し易い時代になり、一般人も多数競馬予想を発信出来るようになった。それにより予想家の裾野が広がりより多くの人が馬券購入するようになったこの状況をJRAは喜んでいるのではないだろうか。

全盛期の頃(97年頃)に比べればまだまだかも知れないが着実に上向いているのは事実だろう。

平成9年(1997年)にJRAの売上高は4兆円を超えて過去最高になった。以後、徐々に下降し始めて平成23年(2011年)には2兆3千億円まで落ちた。しかしJRAはこの年に起死回生の策としてWIN5の発売を始めるとまた徐々に売上が上昇していき昨年度の売上高は再び3兆円を突破したのだ。
JRAが望んでいるのは毎年売上をアップしていく事だろう。このままの調子で行けばまた4兆円の大台に乗せるのも夢ではないからだ。

方向性は間違っていないのだ。
昔のようにある特定の人間が予想家としてカリスマ性を持ち情報を発信する時代に終わりを告げ、一般人達が我も我もと予想家気取りにSNSを使い情報を発信する新しい時代に突入しているのである。

サイン読みも番組表解読もオペレーション解読も今の時代でも通用するとは思うが、徐々にJRAによって規制されていくのではないだろうか。
裏社会が暴対法や排除条例によって規制されてしまったように。
JRAは国家機関なのである。それ位の事は容易いはずだ。著名なサイン読み予想家や著名な番組表解読オペレーション解読予想家など頑張っている方は沢山存じ上げているが、これからの時代は重荷を背負って遠き道を行くが如しだろうと思えてならないのである。


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