JAE5's Discography
※JAE5が好き過ぎて自分用にまとめたただのファンページです。
プロデューサー兼ミキシングエンジニアである1992年生まれのガーナ系イギリス人のJAE5。J Hus、Burna Boy、NSG、Skepta、Rema、Wizkid、Dave、BNXN fka buju、Koffee、Popcaan、Blaqbonez、Sam Smith、Mark Ronson等のアーティストをプロデュース。Afroswing、Afro-fusionを得意とする。
JAE5 - Dimension ft. Skepta, Rema
自身の名義での1stリリース。トラックを作った後、制作関してはシンガーのチームにパスという流れが通常は多いが、メイン・アーティストとしてシンガーの起用からアレンジまで口出し出来たという、間違いなく彼の世界観が惜しみなく出た楽曲。UKのSkepta、ナイジェリアのRemaと、両国のスター選手を全面的に迎えている。
JAE5のサウンドはディアスポリックなサウンドとメディアに通称されることが多いが、本人はインタビューで「イギリスの音楽を作ろうとしても自身のルーツであるアフロビーツやハイライフなどアフリカの音楽の影響が出る」と話しており、とりわけ意識はしてないそう。
NSG - TONIGHT (feat. Libianca & Jae5)
実弟のKruddzとOGDを含む6人組グループNSG。"People"の大ヒットで知られるジャマイカの新世代の歌姫Libiancaをフューチャーした胸熱トラック。
10歳までイーストロンドンで育った後、ある事件をきっかけに規律を学ぶため3年間の間5人の兄弟とガーナへ移住する。ガーナでの生活は外でフットボールをするかPCの前に座るしかなかったので、その頃からFree Loopsでビートを作り始めた。ロンドンに戻った後はAPE Media(更生プログラム)のクラスでLogic Proを学ぶが、音楽の仕事をしていた叔父に音源を送り、それがきっかけとなり、20歳までの約5年間、バスで 2 時間半かけて毎週彼のスタジオに通うように。UKGクラシック"Booo! feat Ms Dynamite"で知られるStickyを始めとする、Grime、Dubstep、Reggaeなど様々なスタイルのプロデューサーの作業を見てきた。
Burna Boy - Bank On It
ナイジェリアを代表するスターBurna Boy。元々自分のために作っていた曲だが、セッション中に聴いたBurna Boyが一聴して「これは自分のアルバムのための曲で、絶対に欲しい」と言ったエピソードも。超スピリチュアル。
ミキシングはDoja CatやKanye Westも手掛ける売れっ子Jesse Ray Ernsterで普段の質感とは異なるクリアで明瞭度の高い質感。サンレコで掲載されていた本作についてのJesse Ray Ernsterのインタビュー(今はWebでは非公開になってる?)では、JAE5の発言かは不明だが、「パーカッションのボリュームを下げるな。一般的なボーカルものと比較すると大きいかもしれないが音楽的に重要な要素なんだ」とプロデューサーに言われたと語っていた。
J Hus - Did You See
J Husのデビューアルバム「Common Sense」のリード曲。現在Youtubeで1億回以上再生されている大ヒット曲で、JAE5はエグゼクティブ・プロデューサーとしてアルバム全体に関わっている。作曲の工程としてはビートとラフのコード進行を組み、ボーカルを載せた時点で良い曲かどうか判断するというが、この曲はリリース前から周囲から噂される仕上がりだったとか。
音楽制作クラスの先生&生徒として、振り返ればラッパーとして活動する前のJ Husと出会っていたよう。スタジオを運営するJAE5にとって最初はお金を受け取って利用してもらうラッパーの1人でしかなかったが、途中から意気投合し音楽のパートナーに。
J Hus - Repeat (Official Audio) ft. Koffee
レゲエ好きにはお馴染み、"Toast"で聴いたことある!となるかもしれないが、ワールドワイドに活躍するジャマイカのスターKoffeeをフューチャー。自分はこの曲は常にリファレンス(マスタリング時の音質的な基準やスピーカーのチェック)の1軍として使っていて、理想的な音質の楽曲です。
JAE5は曲中のタグが印象的なプロデューサーですが、付けるようになったのはキャリア初期にJ.O.A.Tという制作グループの一員として叔父らとプロデュース業を行っていた経験に基づくもの。初めはタグに否定的だったが、間違いなく自分と仕事したいというアーティストが増えたのはタギングによるものだろうとのこと。
JAE5 - Propeller ft. Dave & BNXN
自身の名義での2ndリリース。自身の名義での1stリリース"Dimension"と同様、UKとナイジェリアからシンガーを迎えている。透き通ったクリアな質感と荒々しい要素が共存するプロダクションレベルの高さに脱帽。
BNXNの楽曲"Omo Elewa"の制作風景。ベースのタイミングでJAE5が高揚する様子が胸熱。ラージスピーカーの迫力と空気感まで伝わってきます。
Beat The Clock
Beat The Clockは番組から提供される3つのサンプル中から1つを選び、15分間でトラックを作成するシリーズ。場所は名門Metropolisより。Splice経由でドラムのワンショットをFL Studioに組み込みドラムループを作成。プレイヤーと言えるほどではないが音楽を制作するために充分な技術量といいながらも、鍵盤を弾いてJA5Eらしいマイナー調のメロディを追加。リバーブはスタンダードなプラグインであるValhallaRoomを使用。同様のシリーズでお馴染みのAgainst The Clockにも過去に出演しています。
参考:
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