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梅は偕楽園もいいけど、海浜公園もいい!

二週間ほど前に水戸の偕楽園に梅を鑑賞しに行ってきました。
その際、ふと、偕楽園に近い国営ひたち海浜公園には梅はあるのか?との疑問が浮かびました。
海浜公園はネモフィラとコキアで有名ですが梅の話はほとんど聞きません。梅はあるのか?とネットで調べてみました。
あるようなので、行ってこの目で確かめてきました。
入園料は大人450円。偕楽園が300円ですので、梅目当てだけだと偕楽園よりも割高ではあります。
ゲートの受付の方に梅の場所をお伺いすると、開花マップをいただけます。園の敷地は広大ですので、梅に辿り着くためにはレンタルサイクルを利用することをお薦めします。

水戸の偕楽園の梅が素晴らしいことは、認知度からして言うまでもありません。この記事では、国営ひたち海浜公園の梅の長所を綴りたいと思います。

長所①:梅を独り占めできる。
偕楽園はその認知度の高さから大勢の人で賑わいます。
この賑わいも楽しみの一つではありますが、写真撮影となると話は変わってきます。綺麗な梅の花にべったりマークという訳にはいきません。
上手く撮影できなくとも、シャッターを切ったらその場を一度離れるのが礼儀です。
それに比べて海浜公園の梅は認知度が低いため鑑賞者一人当たりの梅の木の数は偕楽園を遥かに上回ります。
更に鑑賞者の多くはレンタルサイクルで園内を廻っている方々ですので、梅の鑑賞を目当てとしていない印象です。たまたま自転車を漕いでいたら梅の花が目に入ったので自転車を降りた。という感じを受けます。
ですので、梅の花のそばに長時間いてもまったく問題にはなりません。

梅に近寄り放題

長所②:梅の木を360度廻りこんで鑑賞することができる。
偕楽園は梅林として区画分けされており、その周囲に歩道が巡らされています。ゆえに、歩道から外れての梅の木への近接は不可です。
また、梅林として区画されているがために、一本の梅の木を反対側から鑑賞することは叶いません。
それに引き換え、海浜公園の梅は近寄り放題です。
しかも、梅の木の間隔がまばらです。いえ、決して悪口ではありません。
まばらであるがゆえに一本の木に対して360度廻りこむことが可能です。
何が良いのかと言いますと、訪れた時間により順光だったり逆光だったりするはずが、立ち位置を変えれば日差しの向きをコントロールすることが可能なのです。
写真撮影には魅力的な長所だと言えます。

360度、好きな方向から撮影可能

長所③:1本の木で花の開花状況が均一
偕楽園の梅は一本の木に咲く花々の開花状況にバラつきがあるように感じます。(私の感じ方の性かも?)
その理由は一本の木に対しての日差しや風の受け方が、梅林であるがために向きによって異なるのではないか?と考えました。偕楽園が千波湖よりも高台に位置していることも関係しているのかもしれません。
それに対して海浜公園の木々は先に述べた様に「まばら」なのです。日差しや風の受け方の向きによる変化が少ないと思われます。
そのためか、海浜公園の一本の木に咲く花々の開花状況が均一です。
写真に花を収めた際に、盛りを過ぎた花びらが映り込まないことが利点です。

花の開花状況が均一

というわけでして、国営ひたち海浜公園は決して梅の木の本数は多くはないのですが、お薦めスポットとして紹介させていただきました。

では、また…

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