ニジマスの燻製はおいしい？

先週末に下の子とニジマスを釣りに行ったのです。

釣ったニジマスを燻製にしました。
子どもたちは「美味しい」と言って食べてくれます。

確かに、美味しいんです。

でも・・・・

釣ったその日に食べたムニエルの方が断然美味しいんじゃないのか？
ということに気が付いてしまいました。

仮にですよ。味が異なるので比較してはいけない・・・ムニエルも燻製も同じくらいに美味しい・・・としましょう。

ムニエルはあっという間に作れますが、燻製は手が掛かるんですよ。

まず、漬け込み液から作らないといけない。
重量比10％の食塩水を沸騰させ、セロリやら庭に自生しているローズマリーやらのハーブを煮込むんです。

この漬け込み液にニジマスを柑橘類とニンニクを刻んだものと一緒に12時間漬け込みます。

平日は会社があるので、実際は、12時間以上漬け込みましたね・・・

そのあとは流水で３時間塩抜き。

これを１日陰干しします。

そして、60~70度を維持しながら、桜のチップで２時間燻煙して、12時間以上寝かせてやっと食べられます。

一日一匹ずつ食べて、今は２匹残ってます。

それがこの写真。

話の趣旨がだんだん分からなくなってきましたね。

こんなに時間を掛けてやっと食べられる燻製とムニエルが同じ美味しさだとしたら、普通、ムニエルを選ぶでしょう。しかも、味はムニエルの方が本当に上。

まあ、でも、本当の燻製なんてなかなか食べられませんからね。
美味しいとかそうゆう問題じゃなくて、その～、珍味ってやつですか？

贅沢な味と言えなくもありません。

今回、塩焼きとムニエルと燻製を一度に作ったので味を比較してしまいました。いけませんね。比較しては・・・

またニジマスを釣ったら、どんな料理にするかですって？？

懲りずに燻製にします。（ムニエルも作りますけど・・・）
美味しいか否かよりも、違う「味」が写真から漂ってきませんか？

燻製は作っている最中が楽しいのです。

では、また。