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SCMの基本を学ぶ ♯0



SCM改革の必要性

[SCMとは]
Supply Chain Managementの略称で、企業利益を最大にすべくビジネスの目標に向けてヒト、モノ、カネなどの経営資源を最適配分して仕組み化し、PDCAサイクルが回るようにすること。

グローバル化の進展によって激しい変化と厳しい競争に晒される昨今、
営業や生産といった個別組織の頑張りでは対処しきれず、組織横断でマネジメントを再構築する必要がある。
➡︎ 全社的な改革が必要であり、SCM改革が必要になっている。


SCM改革の現状

しかしSCMが浸透してきたとはいえ、「過去のSCM改革は失敗だった」「改革をする前に戻ってしまった」「新たに環境が変わり、再度検討する必要が出てきた」などという失敗の声がたくさんある。

そもそも良くないSCM改革は、一部の部署への皺寄せだけがきたり、自社のビジネスに良い結果をもたらさずに終わったりする可能性がある。

➡︎”SCM改革は小手先の改善ではない”ことを痛感する現状

SCMを構築するために、「自社のビジネスはどうあるのか」「どのようなビジネスモデルを選択し、実現する必要があるか」の議論は避けて通れない。


SCMを学ぶために理解しておくべきこと(第1章〜第11章の本の概要)

[1]SCMで何が実現するのか
SCMの目的は儲け続けることであり、その目的を達成するためにSCMはどのように貢献できるか。

[2]物流は競争力を産むインフラ
インフラとなる実際の物流構造 / SCMの土台の組み上げ方と、SCM上の計画と実行指示のための改革の着眼点について。

[3]SCMは販売計画からスタートする
SCMの肝となる計画業務について。計画業務が会社の儲けを決めるといっても過言ではなく、企業財務に直結する重要な業務である。

[4]とても重要な需給計画

[5]SCMをスムーズに進める生産計画

[6]調達計画とサプライヤー

[7]実行業務のスピードが競争優位を生み出す
計画業務を受けて、実行業務をいかに効率的に組み上げられるか。計画業務だけでは「絵に描いた餅」になってしまうため、効率的でスピーディな実行業務が必要となる。

[8]拡大するSCM領域に先手を打つために
拡大するSCM領域の動きをおさえ、さらに進化させる方法を理解する。

[9]SCMの過去と将来の課題
テクノロジーなどの発展による、SCMの最新動向について。

[10]より強力なSCMのための「紐」解きと「編み上げ」
複雑に絡み合っている要因を紐解くために、SCM構築の重要について。

[11]SCM構築手順のポイントを理解する
SCM構築のステップについて


【参考著書】


この1冊ですべてわかる SCMの基本 
石川 和幸 著

この1冊ですべてわかる SCMの基本


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