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彼女の涙の理由

こんにちは、Reiraです。
今朝はどうしても書かずにいられないと思うことがあって、珍しく連続で書いてます。

週の始まりの月曜日の朝。
近所のKちゃんは、6歳の女の子。Kちゃんは普段からよく泣く子だけど、月曜日のせいか、今朝はなかなか泣き止まない。いつまでも、泣きながら何かを叫んでいる。 

…保育園、行きたくないのかな
月曜日だしね

でも、お母さんには出勤時間がある。
だから多分、残念だけどKちゃんの願いは聞き入れてあげられない。タイムリミットがくれば、力づくででも車に乗せて
保育園に連れて行くしかない。

お母さんの叱りつける声が、
だんだん叫び声に変わっていく。

お母さんが、心の中で
泣いている

やがて車のドアが閉まる音がして、Kちゃんの泣き声も遠のいていった。

・・・これとまったく同じ光景が、かつて私と娘との間で繰り返されてきた。いや、もっと酷かったかもしれない。

よくあること、と笑える人もいるのかもしれないけれど、私はできればこんな朝の光景をもう見たくない、同じような苦しみの中にいるお母さんに、もっと幸せな親子の朝を
過ごしてほしい。

そう心の奥深くで思い続けてきた。だから、今の私がある。

私の娘もそうだったように、Kちゃんは自分の嫌なこと、感じている違和感を全力で表現する。「じぶんであること」を何度泣いても叱られても、絶対に諦めない。

…それは誰のため?

もちろん、Kちゃん自身が
じぶんを生きるため。

でも、本当はきっと、誰よりも大好きなお母さんのために、Kちゃんは泣き続けているのだと思います。

おそらく「自分であること」をある意味諦め、本当の感情を抑圧し「母親であること」を最優先に生きているお母さんに

もう一度、「自分であること」を思い出してほしいから。

感情に蓋をしない
じぶんを表現することを諦めない

その姿をお母さんの目の前で見せ続けることで、大好きなお母さんに「本当の自分」に気づいてほしい。

それが、彼女の涙の理由。

もちろん、これは私の勝手な想像です。ですが、私と娘の関係ではこれが真実でした。そして、この視点を私が得たことで、娘との葛藤の日々はやがて穏やかな、あたたかなものへと変わっていったのです。

だから…
受け入れられなくてもいい、同じような苦しみの中にいる
お母さんに、「とりあえずこんな視点もあるんだよ」ということを知ってもらいたい。

そんな気持ちで、不思議なご縁と導きもいただいて、この3月に胎内記憶教育の講師養成講座を受けることに。

私は自分自身、子どもや子育てが苦手だとずっと思ってきました。ですので昨年まで、あえて親子関係に関わるお仕事をするのは避けてきた経緯があります。

胎内記憶というものを深く学び、自分がとても癒やされ救われたという体感。そして、突然娘が胎内記憶を話すようになり、自分の人生の風景が過去も含めて大きく変化した事実があるにもかかわらず・・・私には他のお母さんとお子さんに胎内記憶を通して関わることに、最後まで自信が持てませんでした。

でも、この講座でもう一度、赤ちゃんや子どもたちを、お腹の中にいる時から「大人と同じひとりの人間として尊重する」親子関係のあり方を学びました。学びの中で本当にさまざまな気づきや感慨がありましたが、ひとつだけ、最後にこれだけは真実だと感じたことがあります。

それは、
「胎内記憶を知ると、いのちが笑顔になる」ということ。

胎内記憶を語る子どもたちの話は、本当に壮大で愛に満ちています。それも、世界中の子どもたちが同じような内容を語るから不思議です。私たち大人は、そこに人智を超えた何かを感じるからこそ、真実のいのちの輝きを感じるからこそ、最後は理屈抜きで笑顔になってしまうのだと思います。

人が「本当の自分」を生きていくために
心からの喜びを生き、それぞれのいのちを輝かせるために
理由や科学的根拠なんて、必要ないんですね。

・・・というわけで terrace TOUCAでは
親子のための新しいヨガレッスンとお話し会を準備中です。

・マタニティ&ベビーヨガ
・いのちが笑顔になるお話し会
(どちらも、7月スタート予定、オンラインOKです)

引き続き、大人の方には

・香りのまどろみヨガ&ヨーガニドラー
・いのちが笑顔になる絵本タイム&アロマ瞑想

を通して、
ご自分のかけがえのない「いのち」に向き合う時間を
日常の中で持ってもらえれば、嬉しく思います。

今日も皆さんのいのちに、ありがとう。

最後までお読みいただきありがとうございました。
おひとりでも、大切なご縁。皆さまに出逢えるのを楽しみにしています ♪


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