Windows 10/11でLDACを使う
WalkmanにCFWを入れたり、スマホでLDACを使ってハイレゾ音源を聴いてる訳なのですが、WindowsではUSB-DACを接続しないとハイレゾの再生がやれない欠点がありました。(一応AACとaptXは使える)場合によってはワイヤレスで聴きたい事もあるので困る事はあるのでした。
なんとなーく何か新しい物がないかWalkmanOne(WalkmanのCFW)の作者のブログを開いてみたところ実に興味深い記事が投稿されていました。
LDAC support on Windows 10/11
タイトルの通り、「Windows 10/11でLDACを対応させる」という物でした。「これは試す価値アリ」と思ったので試す事にしました。
Alternative A2DP Driverのインストール
WindowsでLDACを対応させるには「Alternative A2DP Driver」を入れる事で実現します。始めにサイトからインストーラーをダウンロードし、インストールを行ないましょう。因みにこのアプリケーションはシェアウェアです。一定の試用期間が過ぎたらライセンスキーを購入しましょう。(およそ880円程、レートによって価格は変動します)
Alternative A2DP Driver
Alternative A2DP Driver上でLDACのドライバーをインストール
BluetoothをONにした状態でAlternative A2DP Driverを起動します。そうするとAlternative A2DP DriverのUI上にペアリングをしたBluetoothデバイスのリストが左側に表示されます。LDAC対応にさせたいデバイスを選択し、Device DriverをAlternative A2DP Driverに変更する事でInstallがクリック可能になります。それをクリックで「このドライバーで不都合起きても知らんとかの警告」と表示がされ、同意後にドライバーのインストールが開始されます。
LDACの設定
Alternative A2DP Driverをインストール後にAlternative A2DP DriverのUI上でLDACの設定が可能になります。
コーデックの選択(SBCかLDAC)、ステレオ/モノラル出力、サンプリングレートの選択、エンコード品質の選択、ステレオ/デュアルチャンネルの選択、デバイスのステータスが表示されます。画面上ではLDACと表示されていますが「見せかけなのでは?」と思われるのでBTレシーバー側も確認してみました。インストール環境は色々とお世話になっている「ThinkPad X260」と「CFWを導入したNW-A40」で試しています。
レシーバー側もLDACで接続されている状態に変化しているのでした。LDAC対応な物持ってるけど活かせてる感じじゃないって方もオススメできそうです。
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