XTUGA TG5について

GO:MIXERを使っていたのですが、ループバックが強制的に有効だったり機能面でも最低限だったという事で流石に換えたいと思っていた所でした。しかし、オーディオミキサーは基本的に良い値段がします。「安いオーディオミキサーなんてあるわけが…」と思いながらAmazonを眺めていた所、3999円(税込み)という衝撃的な値段の商品がコレでした。デザインも某メーカーの商品と似ているレベルです。(ジェネリックかよ…)

XTUGA TG5 5チャンネルオーディオミキサーポータブルミニサウンドミキシングコンソール、USBインターフェース、エコー＆リバーブエフェクト、48Vファンタム電源、Bluetooth、3バンドEQ、PCレコーディング/DJステージ/ブロードキャスト用

しかし、某メーカーの商品と異なり使用しているユーザーは少ない物でネットを検索しても良い情報は全くありませんでした。この商品の特徴はUSBポートで直接ファイルを再生や録音、Bluetooth接続ができるという点があります。面白い機能が入ってる反面、なかなかにクセがある商品でした…
背面にはTypeCポートがあり、「これは便利だ」と思いつつPCに接続をしましたが、デバイスとして認識しません。ケーブルを変えたり、接続のポートを変えたりしても変化がありません。「何故何だろう…返品するか?」と諦めながら英文の取説を軽く眺めた事で罠に気付いたのでした。

これが罠。

この写真を見ただけでは「一体何が問題?」と思われますが、背面のTypeCポートはあくまで電源専用であり、デバイスとして認識するポートではなかったのです。デバイスとして接続する場合は「PHONE」の箇所にあるUSBポートに付属のTypeA to A(両端が一般的なUSB)なケーブルを接続しないといけなかったのでした。つまり「電源のTypeC」と「接続用のケーブル」の2本が必要になります。レビューにPCに接続しても認識しなかったと書いている人がいましたが、その罠にかかっていたのだろうと思います。接続がされるとUSB2.0 Deviceというデバイス名で認識されます。

【追記】
スマホで接続する場合はUSB OTGが必要になります。Type A to C(一般的なTypeCケーブル)では認識しません。