「iDeal|我袖 vs iDeal|よしだめ」という最も理想的な内戦を夢見て
お久しぶりの人はお久しぶりです。reina__svです。
自己紹介はこちらのnoteにて。
自分は3年前にShadowverseをやめ、SNSのアカウントを削除しました。rikkaさんがプロになったことをきっかけにシャドウバースは多少触るようになりましたが、その程度。ただこの度アカウントを復活させたのは、我袖・よしだめが同時にGRAND FINALに進出したことが嬉しかったからに他なりません。
前述のnoteにもあるように、私はShadowverseをやめるまでiDealに所属していました。当時、我袖・よしだめとは共にプレイヤーしており、非常に思い入れの強いプレイヤーです。
「rikkaの次に誰が思い入れある?」と聞かれたら間違いなくこの2人の名前を挙げます。
今回のGRAND FINALS決勝進出者を、iDealというチームや、我袖・よしだめのことをあまり知らない人が見たら、「数十人所属しているアマチュアチームのうちの2人が同時にFINALに残ってる!!強いチームなんだな~~!!」くらいの認識になると思います。しかし、この2人を知っている、追っかけている人間としては、そういうレベルのものではありません。
昔からiDealというチームを知っている人間にとってこれより理想的な対戦カードは存在していない。そういう類のマッチアップです。
今回のブログは、現行Shadowverseの最後のRAGEにおいて、何よりもiDealな2人が決勝で内戦をするという、内輪ノリを夢見るブログです。
なぜこの2人の対戦が最も理想的なのか、この2人をあまり知らない人たちにも伝えられたらなと思います。
なぜ 「iDeal|我袖 vs iDeal|よしだめ」が最も理想的なのか
端的に言うと、「この2人がチームの中心となるプレイヤーだから」です。
1つのアマチュアチームをとっても様々なプレイヤーが所属しています。モチベの高い人から低い人、強い人から弱い人、チームへの参加率が高い人から低い人まで。
例えば、「チームへの参加率は低く、どこか別の調整場所があるようだが、実力は間違いないプレイヤー」が大会で好成績を収めたとします。チームの人が結果を残すとチームの知名度や格が上がるので嫌なことではありません。ただ、そこまで嬉しくもありません。それはチームにおいて中心人物ではないから。感覚としては傭兵です。仲間感はなく、チームの名を上げてくれてありがとうという存在にしかなりえません。
外から見たら「あるチームに所属している強い人」だとしても、チームメイトからしたら勝ってもそこまでテンションの上がらない対象です。
一方、チームへの参加意欲が高く、この人がチームにいるから成り立っているというプレイヤーがいます。
このプレイヤーがきっかけで議論が進み、通話が回り、チームが円滑に進む。チームの人間がこぞってこの人がチームの中心であると認識する存在。
iDealにおいてのそれが、我袖とよしだめです。
ただ、iDealは平均的なモチベが非常に高いチームであるから、iDealを中心に調整環境を整えることは容易で、iDealに軸足を置いているプレイヤーは多いです。この2人が中心なのは間違いないものの、他にも中心人物は確実にいます。
そこで、もう一つこの2人が理想的であると言えるのは「強くなる前からiDealにいて、iDealで強くなった」という点です。
この2人は現在アマチュアのトッププレイヤーです。Shadowvereseの競技環境に詳しい人からは一目置かれる存在になっているでしょう。
ただ、過去にこの2人がなかなか勝てない姿を見ていました。まだ結果を残していない頃からそこらの強いプレイヤーよりも精力的に取り組んでいるが、結果が出ない姿を。
誰よりも意欲があり誰よりも考え、誰よりも疑問点を口に出し、このゲームを上手くなるための努力をしてきた。だからこそ結果を残す前からチームの中心で、みなからずっと期待され勝ってくれと応援され続けていました。
そんな2人のプレイヤーが徐々に明確な結果を残すようになり、界隈でも名前を知られるアマチュアのトッププレイヤーになった結果、最後の最後に同時ファイナリスト、こんなのテンションが上がらないわけがありません。
ということで二人の紹介に行きましょう。
「理想への序歌」 iDeal|我袖
2020/7/29 iDeal所属
Ratings杯8回出場(20~27の8回連続出場、20回のみ繰り上げで出場)
第26回Ratings杯優勝
RAGE Shadowverse 2024 spring、2024 Summer ファイナリスト
ユーザーネームは小倉百人一首の一首より。(序歌も百人一首から)元々はローマ字で「wagasode」をユーザー名として使用していたが、iDeal|wagasodeが文字数制限に引っかかるため、大会で結果を残すとともに緩やかに「我袖」に移行していった。(制限12文字、iDeal|wagasodeは13文字)
自分の成績を誤魔化さず全て公開している珍しいプレイヤーなので、実績や勝率はこちらから。
2RT、4いいねというまだ誰とも交友関係のない加入ツイート(しかも1件のRTは2024年のもの)
競技環境を開始してすぐに、当時アマチュアチームではかなりの強豪に位置していたiDealに飛び込んだ完全な生え抜きプレイヤーです。
歴が浅いにも関わらず、今後強くなるだろうことがヒシヒシと伝わるプレイヤーでした。競技環境に向き合った瞬間から「最強プレイヤーになるための最善の取り組み方」をしていたプレイヤーです。
wagasodeというプレイヤーがずば抜けているのは、言語化能力と目標に対する道筋の立て方、それに対する取り組み方です。文章を書くプレイヤーが他のチームと比べても多いiDeal内においても彼の文章によってもたらされる情報の量・質は桁が1つ違います。
しかし、そんな最強プレイヤーになる片鱗を当初から見せていたプレイヤーも、12期に本格的に始めたRatings for Shadowverseにおいて、20期までRatings杯に出場できませんでした。
しかし、2年8期間レート杯をおあずけされた結果、2年8期間連続でRatings杯に出続けるチートプレイヤーの成績を収めます。
特に第26期では自身が主に開発・使用したスペル秘術Wで勝ちまくり、Ratings杯優勝を果たします。そして勢いそのままに次のRAGEでファイナリスト、GRAND FINALSでは3位の結果を残し、今回連続ファイナリストを果たすという、最終盤にかけてのシャドウバースの全てを奪いに来た男です。
評するなら、「シャドウバースの終了を目前にして、最強プレイヤーとしての成長が間に合ったプレイヤー」という感じ。
連続Ratings杯出場とRatings杯優勝という実績を残し、Shadowverse内でやれることはやり尽くした結果
そのストイックなまでの取り組み方は盤外にまで辿り着きました。
オフライン大会は自分のペースで行えない、レートとは全く異なる環境であることを攻略して見せました。
盤内で最強な上に、盤外を攻略するまでに成長したプレイヤーは前回の3位を超えることが出来るのか。
「理想への指針(コンパス)」 iDeal|よしだめ
2018年12月8日EiP(iDealの前身のチーム)所属
受験により一時活動休止、2020年4月頃復帰
2021年9月頃引退も、2023年4月頃復帰
シャドバ甲子園 2018 準優勝
Ratings杯4回出場(14,16,24,25出場,14は繰り上げ出場,17は出場権あるも辞退)
第24回Ratings杯準優勝
RAGE Shadowverse 2024 Summer ファイナリスト
高校二年生時に開成高校でシャドバ甲子園準優勝、その後EiP(iDealの前身のチーム)に所属、受験を機にシャドバを休止するも合格後復帰
その後リアルに専念するため引退を専念するも再び復帰。iDealへの改名前からチームに所属する、生え抜きプレイヤー。
よしだめさんのiDealの中での立ち位置を簡単に言うと「最もしゃべる人」です。通話において主導権を握ってる人。握って話さない人。
よしだめさんがいるiDealは、こと通話においては間違いなくよしだめさんが中心のチームです。我袖さんは疑問点は逃さず聞くが主導権を握るタイプのプレイヤーではないです。しかし、よしだめさんはマリガンから序盤の分岐からリーサルターンまで、ずっと話してます。
これは悪いことではないんです。シャドウバースの通話って、熱を持って話す人間は限られていて、自分から積極的に話さない人も多くいます。会話の主導権を握る人間がいなければ調整は前に進みません。
そして議論の中心に居続ける人間は当然上手くなります。
よしだめさんの議論の雰囲気は
この配信見た人なら分かると思います。時折序盤の分岐の話で主導権を握って離さないよしだめさんが見れます。
そして何の因果か
https://x.com/toby_24ss/status/1787056440424939649?s=46&t=4_G7eihIg12nnWYEcNRwIw
今回のプレーオフ決勝はToby vs よしだめになりましたし、
そもそも上記のプロリーグ観戦配信の第2弾は
Tobyよしだめ我袖の3人でやってます。
偶然にしては綺麗ですが、明確に強い人たちが集まっているので当たり前と言えば当たり前です。
他にはシャドバをやりすぎるがあまり、シャドバを閉じることを推奨したりしています。
そんなよしだめさんは自身でも苦手意識があり、RAGEでは全く結果が残せていませんでしたが、筆まめな我袖さんがチーム内で公開している内容を筆頭に様々な意見を聞き、盤外にも着手。
生活改善の内容はこちらから。
2人してシャドウバースを閉じてみた結果、
見事に我袖さんと同時にファイナリストになりました。
RAGEでの勝ちに恵まれなかったプレイヤーが、兄弟と戦うために勝つことは出来るのか。
実際、「我袖vsよしだめ」の決勝は起こるのか?
決勝の対戦カードは16パターンあるので、単純な確率は1/16で6.25%。ここから各ファイナリストの強さ、期待勝率によって多少確率は変動すると思いますが、
Shadowverseは6割勝つのが難しいゲームな上に、各々の1回戦の対戦相手であるHirobosuさん、Spiciesさんが非常に強いプレイヤーなので、初戦の勝率が50%から大きく変動することはないでしょう。
特によしだめさんとSpiciesさんは各々交流があるプレイヤーですし、Shadowverse伝統の東大ミラー。レート杯に出場を続けながら東大に合格したSpiciesさんに対して、シャドバを休止して東大に合格したよしだめさんの分は悪いです。
というのは冗談ですが、50:50マッチアップを2回やらされるの以上、我袖よしだめが共に一回戦で散る確率ですら25%あります。非常に厳しい戦いです。
ただ自分は、iDealで成長し、iDealの中心となり、iDealの顔となったプレイヤー同士の決勝が見たいです。
2人ならやってくれると信じています。
終わりに
このnoteがフラグだったといわれないことを願って、FINALは現地で楽しみたいと思います。
自分はアディショナルが追加されてから今日まで、シャドウバースを閉じることに成功しているので、FINALが楽しみで仕方がないです。
諦めようと思ってたライブがアリーナだった場合、どうしたらいいと思います?
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