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上杉周大さんシングル「参ろう」ジャケット制作について。

 ご無沙汰しております。九十九です。北海道も桜が咲く季節となりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 なんとこのたび、上杉周大さんのデジタル配信シングル「参ろう」のジャケットアートワークを担当させていただきました。ブギウギ専務と聞けば皆さまおわかりでしょう。あの上杉さんです!

「参ろう」ジャケット

 「参ろう」は、ひとたび聴くだけで前向きな疾走感を覚える楽曲です。上杉さんからは「大丈夫!もう一度始めよう!と大きな声で歌うための曲」、「始まりの歌」であると伺い、この混沌の世界に対して喝を入れるような頼もしいポジティブ感を、わたしなりにジャケットデザインに落とし込もうと試みました。コスモスの花には【平和】や【調和】といった花言葉があります。地球から落ちた苦しみのしずくがまたいつか調和の花を咲かせるとよい、という希望を込めて。

 右足、左足、とひとつずつ歩を進めれば人は必ず前に往くことができます。しかし抑圧されたとき、悲しい出来事に圧倒されたときにはそれを忘れてしまいそうになります。「参ろう」の歌詞に目を向けると、下を向いていたときには気づくことができなかった道がまだまだ前に広がっていたのが見えてくるような開放感を覚えました。僕たちはまだまだ大丈夫。行ける!一緒に行くよな!?とアニキ分が引っ張り挙げてくれるような。夜が明けた時に見る朝焼けのような。そして暗闇から抜け出してわたしたちで手を取って走り出す日々のような。そういったものをイメージしながら作ったジャケットです。

 お話をいただいたとき、わたしのコラージュで果たして大丈夫なのだろうか…お役に立てるのだろうか…という気持ちもありました。けれど、楽曲を聴かせていただいたときにそういった迷いが消し飛んだのは、ポジティブなメッセージが自分自身と共鳴したからであると思います。悲しんだ経験を持つ人は、他の悲しみを持つ誰かに優しくなれる。その誰かを悲しみから引っ張り挙げるのは、この曲であったり、この曲を聴いたあなたであったりするのです。わたしもまた、誰かに引っ張り挙げてもらっていること、誰かの腕を引っ張り挙げているかもしれない存在であると、気づきます。ひとりでは重い足も、誰かと一緒なら「これしきがなんの」と、往ける気がしてきたり。「参ろう」は、そんな風に寄り添ってくれる曲です。

【急上昇ワード】上杉周大、最新シングル「参ろう」に込めたメッセージ
https://ototoy.jp/news/106621

 こちらの記事でご紹介いただいたように、共通の知人でありわたしがお世話になっている音楽プロデューサーの安田史生さんを通じてお話をいただきました。このように関わらせていただき、上杉周大さん、そして安田史生さんに心から感謝をいたします。それから心からのリスペクトを。本当にありがとうございました!


✦楽曲はこちら☟から。ぜひお聴きください!https://linkco.re/6btAHgcb


✦上杉周大さん Official web site
https://uesugi-shuta.com/

✦上杉周大さん Twitter
https://twitter.com/UESUGI_SHUTA


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