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【#朝の脳活de自己開示】第3回~質問に的確に答えるには

こんにちは。
LGBTQライターのなつめれいなです。

「的確」という言葉には、「間違いがないこと、およびそのさま」という意味があります。

よく「的を射る」といいますが、こちらは「肝心な点を確実に捉える」という意味があるので、言葉から出てくるイメージに大差ないでしょう。

ちなみに、英語では「accuracy(基準や真理からずれない)」などが使われます。こちらについては、『基準や真理から外れなければ、真ん中に穴が「開くらしい(accuracy)」』と覚えるといいですね。

少々脱線しましたが、今回は「質問に的確に答えるには」がテーマになります。

「朝の脳活とは?」のあとに、私が出した結論と、そこに至った根拠を書いていきましょう。

朝の脳活とは?

朝の脳活というのは、私が参加している「絶対肯定オンラインサロン」の創始者であるタマキさんや初期メンバーのぽちゃんさんたちが、毎朝6時30分~8時までの1時間30分、Twitterのスペースで行っているものです。

毎日異なるテーマで、毎日さまざまな人が意見を出しています。

毎日6時30分頃には、タマキさんが「#朝の脳活」でツイートをあげているので、フォローしておいてください。

絶対肯定オンラインサロンとは、男女問わずさまざまな職業の人が集まる場所で、それぞれが意見を出し合い、お互いの意見を尊重し合う大人の集団です。

月末にはサロンメンバーの交流会が行われ、そこでいろいろな価値観に触れることができるなど、刺激がいっぱいあります。

興味がある人は、下記のリンクも参照してみてください。

今日のテーマについて

本日のテーマは、「質問に的確に答えるには~理解力、思い込み、聞く力」です。

テーマには2つの意味がある

「質問に(対して)的確に答えるには」というフレーズには、2つの意味があると考えます。

回答する側の知識・能力
質問する側の伝え方

双方の認識がズレていたら、それだけ結論もズレやすいでしょう。

私自身、仕事でインタビューする側も経験しているので、そのあたりのミスマッチを生じさせないための対策も含めて書いていきたいと思います。

回答する側として

最初に質問に答える側としての考え方です。

質問の意図を確認する

私は、「人間の記憶力(咀嚼力)なんていい加減なもの」と思います。

集中して聞くにも限界があるでしょう。また、相手の質問にきちんとした意図があるとしても、それはされる側の経験・想像で補うしかないので、これもまた限界があります。

どんなに経験を積んだベテランでも、「あなたが積んできた経験を駆使して、意図を想像して答えてください」と言われても、高い確率で返答に困ってしまうでしょう。

このようなミスマッチが、認識のズレを生む原因なので、答える前に内容と質問の意図を確認しています。

内容と意図を細分化することで、少しでもズレを埋めるということですね。

複数の案を示す

これは、アドバイスを求められた場合の考え方です。

持ちかけてきた相手がどう考えているかに、ある程度のあたりをつけます。

すぐに転職したい
今の職場で頑張りたい
別の部署に移動したい

などがあるでしょう。

共通する考え方と、それぞれについての考え方を簡単に示し、どれを選ぶかはあなた次第と答えるわけです。

選択肢が複数あり、自由に選べることがわかると、安心できるでしょう。また、狭くなりがちな視野が広がり安心できる効果もありますね。

質問する側として

ここからはテーマとズレますが、質問する側として気をつけていることを書いていきます。

相手のことを調べておく

お互いに顔を知っていても、初対面でも、話し始めというのはもっとも緊張する瞬間です。何度経験してもリラックスできません。

なので、はじめての場合は簡単に自己紹介などで自己開示することで、自分を知ってもらう。もしくは、「こういうことをなさっているんですね」と仕事以外の活動について話をすることで、相手の意外な素顔を探るようにしています。

相手も「この人はどういう人なんだろう?」と思っているのは当たり前のこと。もちろん、プライベートに触れることは原稿に書くことはしません。信用問題に関わることですしね。

それでも、相手にとって関心があること、大事にしていることについて質問することで「この人は、私に興味を持っている」と思わせるとともに、気持ちよく話せる場を作っていくわけです。

質問は事前に伝えておく

もうひとつは、事前にインタビューの意図を伝えておくことです。そのうえで、「〇〇について質問します」といって、2~3項目程度事前に質問します。

その場で考えるのと、事前に伝えて考えてもらっておくのとでは、全然違いますね。意図は事前に伝えているので、相手もどういう言葉を使えばいいかなど考える余裕ができるというわけです。

最後に

質問に答える側、する側それぞれの立場で考えていることを、2つずつ書いてみました。

どちらにしても、しっかりと意図を把握した上で回答する、もしくは質問することが大事ということですね。

貴重な時間を使って行うことだからこそ、お互いを気遣う姿勢が大事だと思います。


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