離れる決断

芸事と離れてみようかなって。
もう気づいたら、何年も歌って踊って。
自分にはそれしかないと思ってたんですよね。

だって青春全てをそこに投じてきたし。
正直それのために、部活に入るとか、学校の後に友達と遊ぶとかごく普通の学生生活を諦めてきた。
小学生の時に、友達と公園で遊ぶとか。
部活の合宿に行くとか、大会に出るとか。
何もしてこなかったなぁ。
まぁ他にしたいことをしていたから、それはそれでいいんだけど。

楽しくて芸事ばかりをしてきたはずなのに、いつしか楽しさよりもプレッシャーとか、周りと比べることで辛く感じちゃって。でも自分にはそれしかなかったし、それをやるべきなんだ。と言い聞かせてきた。離れる決断もできなかったんだよね。

でも最近、ある転機があって。
留学に行ったり、自分の時間ができたり。
占いにいったり(笑)

そしたら、一旦芸事と真剣に向き合うことをやめてみようと思うことができたんですよね。芸術学部の学生だから、完全に離れることはできないし、別に全て辞めたい訳じゃない。
ただオーディションとか、実力とか、賞とかそんなのを何も気にせずにただ目の前にあるものを、素の自分で楽しんでみようって。

何かの呪縛から時離れた気分になりました。
自分で自分の首をしめてたんだなぁ。
今までのことは何一つとして無駄にならないし
趣味の一つになればいいや。

新たな自分にワクワクする。





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