アサヒビールが、アルコール度数が8％以上の缶チューハイの新商品を今後発売しない方針

アサヒビールが、アルコール度数が8％以上の缶チューハイの新商品を今後発売しない方針を打ち出しました。これは、一部のチューハイ製品が高いアルコール度数を含むため、健康へのリスクが懸念されていることによるものです。2020年末時点では、アサヒは79種類もの8％以上のアルコール度数を持つチューハイ製品を販売していましたが、現在ではセブン＆アイ・ホールディングス傘下の店舗でのみ「クリアクーラーストロング　レモン＆ライムサワー」という1商品のみが販売されています。

アサヒの担当者は、この方針転換について、「健全で持続可能な飲酒文化を目指していることから、高アルコールチューハイの販売を控えることにした」と述べています。この措置は、消費者の健康意識の高まりや、過剰飲酒による健康被害の防止を考慮したものと見られています。アルコール度数が高いチューハイは、一部の消費者に人気がありますが、長期的な健康リスクが懸念されるため、アサヒは販売を大幅に縮小する方針を取ったということです。

参考記事：
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240126-OYT1T50189/