タイ鍋コピー

今日は祝日だということで、昨日タイ人から教わったタイ鍋を友人宅でコピーしてきました。

といっても、硬い豚肉を柔らかくする処理めんどくさいなーと思ったので、代わりに良い鶏肉を仕入れました。場所は内緒ですが、この鳥屋、聞くところによると毎朝自分たちが選んだ鳥を自分たちでシメてるらしいです。すごすぎる。明らかにクオリティが違います。


胸肉。竹の皮で包んでいるのがまたいいです。

せっかくの上質な鶏肉、鍋に入れるだけでは勿体ないので“たたき”にもしてもらいます。


大葉を刻んでスダチと旭ポン酢で

で、昨日教わった「ムーガタ」。鍋自体は普通の水で炊いているだけで、真ん中で焼いている豚肉の旨味が垂れてくることで成立していると思うのですが、あんな鍋持っていないので、まずは鍋の地肌にオリーブオイルを引いて鳥を焼いて食べます。


岩塩振るだけで間違いなし

そして鍋肌にこびりついた旨味を、水に溶かすっていう狙いでそのまま水を張って鍋にしました。使った野菜は、空芯菜、セロリ、白菜、小松菜、チンゲン菜、おくら、ししとう、なす、トマト。前夜、閉店間際のスーパーで買い漁っておいた“おつとめ品”の野菜で盛りだくさんです。茎や芯などの硬い部分からじっくり煮出していきます。

ここらへんから酔いはじめて写真なしです。白濁してきたスープを味見すると、まだ野菜の青さや苦味が鋭角に残っています。ここで脂の乗った皮付きのももを投入。一気に角がなくなり、味がまとまります。良い塩を軽く振るだけで、軽いけど奥行きのある上品なスープが出来上がりました。

タイ人にもらった激辛スイートソースをこの出汁ですすって食べると絶品でした。ただこの一点でかろうじてタイ料理ぽい味にはなりました。写真は無し。

映えない写真

袋にマンサク詰めてた野菜全部食べきて苦しすぎて夜泣きしました。本日は以上です。ありがとうございました。

小さな町工場でこんな製品を作っています。


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