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#13 『こころの量稽古』より〜第四原則/誰もがそのひとの正しさを生きている〜

■誰もがそのひとの正しさを生きている

わたしは個人的にこの考え方が好きです。

わたしは正しい!
向こうが悪い!!

よく聞く耳にする文句ですが、

お互いが自分の正しさを主張することになんの解決策もない事、
時に争いにもなることをこの本で改めて感じることができました。

よく

ー相手の気持ちになってー

と言われますが、まさに。

でも、この本ではそこに対して
どちらが『正しい・間違ってる』とジャッジしろとは言っていません。

あくまでも、
『誰もが自分の正しさの中で生きている』と考えてみよう
と言っています。

■どんな正義感?

…とは言えなかなか難しいのも現実ですね。

うちの息子、4歳。

車や電車が大好き。
男の子ならではの戦隊シリーズなどはほぼ興味がありません。

近所にも戦隊モノが好きな子があまりおらず、
姉の環境で育ってしまったからか、平和主義です。

そんな息子が、幼稚園のお友達と遊びに行った時の話。

皆で遊んでいても、ちょこちょこわたしのところに帰ってくる…

しかも涙目で。

『どうした?』と聞いたら、
『あのね、何もしてないのに叩いてくるの…』

ーあら!!それは嫌だったね…ー

そう思った次の瞬間…

『…“敵だー!!”って言って』

そう、幼稚園のお友達は戦隊ごっこをしていたんですね。

彼らにしてみたら、自分は正義のヒーロー

悪を倒すために戦ってるわけです。

そう思ったら彼らを悪く思えなくなって。

息子は可愛いし、自分の子を叩かれたら例え子どもであっても頭にきますが、

でも、だからといって頭ごなしにダメだ!と一蹴する前に、

ーどんな正義感の上でやっているのか?ー

を考えるのが必要なのかな?と。

そう考えればお友達への印象も変わるし、
子ども達への声掛けが変わってくる気がします。


https://ameblo.jp/kamewaza/entry-12417161664.html

『こころの量稽古』

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