サラリーマン、というか嫌な仕事を長く続けると、多分、老けるのが早い

そーゆう気がする。

私は、営業事務の仕事をやってたことがある。

その時、システム関係の部署に、「わぁ、素敵だな〜」と思う人がいたのだけど、まあ、実際、一緒に働いてみると、普通の男性だったのだけど、月日が経ち、ハッと気付いた時には、いつの間にかオジサンになっていて、ビックリしたものだった。

女性でも、同じ。

印刷会社のデジタル部門に派遣に行ってた頃、(なんせ色々な会社に入ってるのよ)実は私と同い年くらいだったらしいのだけど、「あ、この人は、若い頃は結構美人だったのだろうなぁ〜」と思うような、少しやつれたような、だけども華やかな容貌の女性がいたのです。
その会社での彼女は、激務だったと思います。私も、その会社では、軽くおかしくなってました。

同僚だった女の子と何気なく愚痴を喋っていた時、彼女の話が出たのです。

「彼女はねぇ、ここに来た半年前、キラキラしていて、すごい美人だったので、フロア中の男性が見に来たものよ。彼女が喫煙所に行った時は、あのAさんも、Bさんも(真面目そうな人たち)みんなが喫煙所に行ったの。今は、ちょっと変わっちゃったね。」

ええ〜〜〜〜〜。。。。。。。その会社、めちゃ大きい会社なんで、それはとても凄そうな状況でした。

確かに、その当時も、よく観察すると、意外にも彼女にベタベタする営業さんがいたけれど、それでも、その時には、そういう集合は無くなっているように見えました。

人間って、老けるの、早いもんだな、って思った覚えがあります。

だからって、イキイキ働ける環境を構築するには、相応の意思とか準備とか色々なオプションが必要で、多くの人が、そんな風になれるとは思っていないのかもしれないのですけど。

派遣の経験では、他社にもかなり辛い体験があって、もう、どれだけ大変だったか、今日は隣人のMさんに話したら、
「何なの、その強烈キャラばかりの職場は!」と言われ、笑えるくらい悲惨だったので、いつかそのことも書きたい。

脱出できた、生還できたからこそ、そう思えるのであって、当時の私は、もうなんというか、前述の彼女以上に老いさらばえていたに違いないのだけど。

あの時は、本当に辛かった。
毎日に追い立てられていた。

寝る時間も無く2時間後とかに朝が来て、朦朧とした中、収容所に運ばれるかのような椅子の無い満員電車に乗り、やっと降りた駅からの長い長い地獄への道。
「今日は何事もありませんように…。平和な日でありますように…。」

しかし、その中にも、すごく辛くて逃げ出したいのに、ちょっとした楽しみも見出していたりもね、あったの。
こう振り返しってみると、人生の醍醐味…。なのかもしれないね。
辛い毎日の中で味わうからこそ、一杯のコーヒーが心に染み渡るもの。

何でもないものがとてつもなく幸福感を醸し出すものです。

でもね。

どうせなら、楽しく生きたいのが真っ当な人間。

あの時の私のような絶望感を持った人があまり居ませんように。
マゾはもう終わりだーーーーーーーーーーっっ!!


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