抗ヒスタミン目薬が小さくて高価な理由
抗ヒスタミン目薬って、どうしてあんなに小さな容器で、しかも高価なんでしょうか?飲むタイプの抗ヒスタミン薬が手頃な価格で売られているのを考えると、ちょっと不思議。その理由を調べてみました。
まず、目薬は液体なので、錠剤やカプセルのような固形薬に比べて劣化しやすいそう。特に無菌状態を保つ必要があるため、保存性が重要。大容量にしても、使い切る前に品質が落ちてしまうこともあるので、小さい容器が主流になっているんだそう。
さらに、製造コストも関係しています。目に直接使うものなので、成分の純度が非常に高くなければならず、製造には特別な設備が必要です。また、無菌性を維持するための容器デザインや防腐剤の配合にもコストがかかっています。
そして、抗ヒスタミン目薬は局所的な用途に限られるため、経口薬のように大量生産・大量消費が難しいのも単価が高くなる理由の一つ。目薬は少量でも効果が期待できる一方で、用途が限定されているため、価格が高くなる傾向があります。
こうして見ると、小さくて高価なのも納得…かもしれませんね。でも、高価なのはちょっと困りもの。医者での処方薬として購入した方が安いかな?