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お金のない世界

2020年1月、会社を辞め、半農半デジタル生活を始めました。
時間を自由に使えることに喜びを感じています。収入は少ないですが、思いのほか落ち着いています。大切にしたいものを大切にできる幸せと、お金が無くても私(の価値)は変わらない、ということを感じたからだと思います。

そんなわけでお金について考えることも折々あります。

お金は世の中が動くために必要な血液のようなものだと言われています。
お金があればいろんなことができると思われています。
でも私はお金が人間を窮屈にしているのではないか、とも感じています。

お金のない世界を想像してみました。

例えば…食事を奢ってもらったお返しに、畑で作った野菜をプレゼントする。
これくらいのことなら日常的にされているも知れませんね。
でも例えばある人の描いた絵がとても気に入って、自分が持っている家と交換する。
そんなのがあってもいいと思うのです。

お金がなかったら当人同士で価値を決められる。
お金を挟むとそこに他人の評価が関与してきます。
根拠のよくわからない(時には相手の都合で決められる)、他人の評価。これを高くしないとお金が手に入らない→お金がないとしたいことができない→納得いかなくても働く。
そんな循環があるような気がするのです。

ではお金がない世界では、会社組織はどうなるでしょう。
何か大きなことをするのには組織が必要です。
みんなが特技を持ち寄って組織をつくる、みんなが自分の意思で組織の一員であることを選択し行動する。だから質の良い面白いものができる。
労働してくれれば住むところと食事はプレゼントする。
そんな感じでしょうか。

・・・・・

考え方が「その日暮らし」ですね。

働かなければ食事も住むところも確保できない?
ずっと動きつづけれなければならない?
旅先で病気になったら?

うーん

そうか。お金には時間を保留する機能があるんですね。
働かなくても貯金があれば生きられる。

でもこれは必ずギブとテイクしなければならないという前提の話。
リアルタイムに返ってこなくても暮らせるようになるには、食べ物が無償で食べられるところ、無料で休むことが出来るところが必要ですね。

無償の奉仕のレベルまで人間の精神が進化すれば可能かもしれません。

お金がないときっと家制度も崩壊する気がします。
子供も共有財産になるかもしれない。

どんどん夢物語になってきましたね(;^_^A
でも、日常生活の中でお金のいらない交流、物々交換とかスキル交換とか、試してみるのも面白そうです。

では。


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