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【WS】彼女、お借りします 使用感

はじめに

 1月22日(金)、ヴァイスシュヴァルツに新たなタイトル、「彼女、お借りします」(通称:かのかり)が参入しました。
 私は6BOXと4コンプを早々に予約し、色々なデッキを試す準備を済ませていました。
 あれから約2週間、オンラインヴァイスで友人と回したので、そこで感じたことを書きます。誰かの参考になればと思います。

協力者の使用タイトル

今回協力していただいた方のタイトルは以下の通りです。

・デート・ア・ライブ(8電源) 狂三選抜
・デート・ア・ライブ(8電源) 十香選抜
・Fate(8宝)
・ダ・カーポ(8チョイス)
・艦これ(8扉)
・痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います(8チョイス)

かのかり8扉

 私が1番初めに構築したものになります。1対応の千鶴が修羅場互換なので、控室に落とす手段を出来るだけ多く採用し、最後は千鶴対応で詰めるというコンセプトです。
 集中が扉を貼るとソウルが振れたり、トリガーチェックで捲れるとトップ2枚確認でき、何より2/0のイベントによりノーコストで千鶴が出せます。

<良いところ>
・レベル1の準備が簡単
・アグロっぽい戦い方ができる
・山の回転が早い
<残念だったところ>
・2/0のイベントが動きを遅くする
・修羅場互換を使っても手札が良くならない
・ストック、手札が共に少なくなる事が多い

 特に「修羅場を使っても手札が良くならない」が問題です。修羅場互換のコストは「手札の<かのかり>を控え室に置く」ことなので、握りすぎたcxやイベントを処理できません。
 またレベル3が続けば続くほど、こちら手札が枯渇するのでジリ貧で負けるといったパターンもありました。
 千鶴を採用するなら、何かひと工夫が必要だと教えてくれました。

かのかり4扉4電源

 レベル1の対応を抜き、2/1早出しの墨ちゃんを採用した型になります。8扉の時から山のスピードは早いと感じていたので、後は面を抑えられるスペックと手札を潤沢にして、返しをどうするか考えました。現在、レベル置き場交換の墨ちゃんを採用できるか調整してます。

<良いところ>
・相手の面に軽々と踏みに行ける
・イベントが優秀
・椎名互換の輝く場面が多い
<残念だったところ>
・千鳥ヒールが脆い
・レベル置き場事故が稀に発生(調整中)
・手札に戻った千鶴が出せない
 →ストックが足りない

 まだまだ調整すればもう少し丸くなりそう、そんな感じがします。少なくとも8扉で悩んでた「手札が良くならない」は大分改善され、返しの面も保てるので、千鶴を生かすならこれが良いと感じてます。

かのかり4門3宝1扉

 私も何故こんな変なデッキを作ったのか…正直わかっていません。事の発端は「千鶴を生かした構築をなんとか出来ないか」でした。そこで私が着目したのは、後列の応援枠です。
 かのかりの応援、実は名称指定がかなり多いので、色々なキャラを採用する場合のレベル応援はとても重宝します。
 そんな私が採用したのは1/1の瑠夏でした。登場時にマーカーを置くことができ、そのマーカーを3/2門対応瑠夏のストックとして使用できます。このマーカーが1枚圧縮出来ている事が良いと思い、そこから「山を強くしよう」と考えるようになりました。
 ですので、1の対応を宝墨ちゃんにしました。ストックを綺麗かつ圧縮できますからね。その結果、レベル1以上のカードを出来るだけ多く採用しています。

<良いところ>
・山を強くでき、ストックも十分に貯められる
・3/2門対応の瑠夏がとにかく便利
・相手に合わせて色々な動きができる
<残念だったところ>
・千鶴これいる?????(本末転倒)
・手札の浪費が激しい
・相手の面を踏めないことがある(特にLv3)

 最終着地点は瑠夏、サブウェポンとして千鶴を使います。正直な話、千鶴を抜いて瑠夏を多く採用するのが良いのですが、そうなると本当に訳がわからないので、このままに。
 しかしこれがまた不思議で、意外とどんな相手でも柔軟に対応して勝ててるんです…。千鶴も使う場面ありますからね…。お気に入りのデッキになってます。

かのかり4扉4門

 千鶴採用を研究した結果、1番しっくりしたので追記しました。千鶴を採用するにあたって最も注意すべき点は「手札の枯渇」です。そこで手札を足し算と引き算の要領で管理することで、潤沢な状態でレベル3に繋げることができました。
 例えば、3/2の早出し麻美はcx2枚以下の早出しと縛りは辛いですが、登場時5枚確認してカード1枚手札に加えることができます。盤面に1枚出してるので、手札は1枚減ってます(-1)が、効果で1枚加えている(+1)ので、実質プラマイ0で出ています。
 また、2/1のチェンジ麻美も手札が1枚減っていますが、返しが強く盤面に居続けられる可能性が高いので、次ターンストック、手札の消耗を減らせます。
 このように、手札を維持しながら動くためには黄色を採用するのが良いでしょう。

<良いところ>
・手札を潤沢な状態でレベル3に繋げられる
・8扉と違い、手札が綺麗にできる
・山を早く削れる
<残念なところ>
・イベントが自引き
・相手を踏むことが難しい
・戻ってきた千鶴の再利用が難しい

 相手の盤面を踏むことは難しいですが、2/1チェンジの麻美が相手のレベル3に対して優位に立ち回れるのがやはりいいですね。千鶴も擬似チェンジ経由すれば手札をあまり減らさず動くことができます。個人的にはこれが1番丸いと思います。

かのかり4電源4宝

 かのかりの中で最もスペック高いのは、おそらく墨ちゃんだと思います。推しが強くなるのは純粋に嬉しいです。
 私の組んだ宝電源は、無理矢理でも墨ちゃんを採用することで、電源対応の成功率をあげまています。
 やはりイベントから出る墨ちゃんの制圧力は高すぎますね。対応も宝なのが純粋に嬉しいです。

<良いところ>
・行きも帰りも強い
・耐久も容易い
・レベル1で色々動きができる
<残念なところ>
・詰めが甘い
・ソウル-2がアンタッチャブル相手に腐る

 残念なところを2つあげましたが、正直そこまで気にしてません。アンタッチャブル相手に-2は確かに腐りますが、高いパワーとイベントの優秀さで既に満足しているので、そこまで高望みしません。今で十分強いです。

今後流行りそうなカード


突然の訪問者 ちづる
鉄の心臓 千鶴

 このカードをはじめて見たとき、「なんだこの便利なカード!?」と思いました。かのかりは宝電源が現状強いと思うので、控え室に落とすカードをたくさん採用し、サブプランで山を操作する。山が減ったら椎名。ヘイトを与えそうですよね。やられてもアンコールとチェンジができるのも、大分優秀。

最後に

 かのかりは環境に入ることはまず難しいと思います。優秀なカードも多いんですけどね、上には上がいる現実がつらい…。
 でもその分構築の研究し甲斐があるので、このくらいのパワーで私は満足してます。
 麻美を使ったデッキをまだ考えていないので、時間が余った時に考えます。

以上、れーかさんでした。

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