池上彰さんの英語学習
こんにちは!
英語コーチ ながきれいか です。
池上彰さんのニュース解説って
とても勉強になりますよね。
「フムフム」と話を聞いているだけで
世界情勢に疎い私でも
大筋がつかめて「もっと知りたい」と
感じるようになるので
教える仕事をしている者として尊敬しています。
新年なので
今年も学び続けよう!との決意で
「学び続ける力」を読みました。
そこに思いがけず
池上彰さんの英語学習について
書いてあったのでご紹介します。
1)どうして英語を始めたか
「なんとなく」英語の勉強を
始めたとは意外でした。
✔️外国人のインタビューで通訳がいても話が理解できるようになりたい
✔️アメリカのニュースの内容を知りたい
✔️アメリカの報道番組ついて学ぶたい
こんな「なんとなく」の動機があったそうです。
十分に立派な学習目的のような気がします。
2)具体的に何をしていたか
①毎日NHKのラジオ英会話
聴くだけではなくて
例文を覚えて暗唱をしていた。
それも深夜に取材相手の自宅前で待機中に
街灯の下や自動販売機の前で!
②英会話学校
夏休みの短期集中コースや、
普段も夜のコースに通ってたことも
あったそうです。
③アルクのヒアリングマラソン
1年間で1000時間の英語に浸れば英語力が向上する
そんな教材だそうです。
1日3時間も英語学習に確保するのは
なかなか大変ですね。
しかも池上彰さんは通勤中などの
移動時間を使っていませんでした。
なぜかというと
そんな制約のあるのに
1000時間をやろう、と思った池上さんは
自分を高めるためなら
努力を厭わない方なのでしょう。
④ペーパーバックを読む
トム・クランシーの小説、
「オズの魔法使い」
「大草原の小さな家」
などを楽しみながら読んだそうです。
3)英語を続けていくためのヒント
ここまで読んで
とただ感心しました。
そして池上さんは2つの「やめないコツ」を
紹介してくれています。
1つ目は目標をもつこと
意外と普通の目標ですね。
しかも理由が、
親しみが湧いてきます。
2つ目のコツは勉強して
すぐに効果が出なくても、
「どうしてなんだろう」と
焦らなかったこと
これは大切なポイントですね。
英語の勉強で挫折する人の多くは
成果が出る前に止めてしまうから。
4)池上さんの英語力
今は英語学習を続けてはいないようですが
相手の話している内容が直接わかるのは
他人を介すると消えてしまう
その方の選んでいる言葉・ニュアンスからも
情報が得られて記者として強いですね。
5)まとめ
池上彰さんの英語学習について知り
ますます尊敬の念が増しました。
そして彼の学習方法は
ラジオ英会話、ヒアリングマラソン、
洋書からの大量のインプットと
英会話学校での少しのアウトプットという
第二言語習得論の観点からも
理にかなったもの。
さらに語学の習得プロセスを知り
上達を焦らず継続できた点も
英語を上達させたい方に
とても参考になるのではないでしょうか。
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