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抗議します

予め書いておかなければならないことがあります。
今回の記事はnoteの管理運営に対する抗議として書いています。
こういったことは記事として出すべきかどうか迷ったのですが、何も言わないのも良くないのではないかと考えて出すことにしました。

上に出している画像は3月13日に投降した『杉原千畝のエピソードから学ぶ』に付けられた注意書きです。この注意書きは「R国」、「U国」に関係する内容の可能性がある全ての記事につけられているようですが、まずこの時点で疑問があります。

僕は以前、衆院選に関する記事を書いたことがありました。

しかし衆院選に関する記事を投稿した時には1度も「極端な内容・真偽不明の情報でないかご注意ください。ひとつの情報だけで判断せずに、さまざまな媒体のさまざまな情報とあわせて総合的に判断することをおすすめします」といった注意書きは表示されませんでした。

注意書きにあるように非常事態ですからR国やU国に関する真偽不明の記事を鵜呑みにしたり極端な内容の記事を拡散してしまうことは危険だというのは分かります。
ですが衆院選に関する真偽不明の情報を鵜呑みにしたり意図的な煽りを拡散してしまうようなことがあっても、選挙に影響が出てしまう恐れがあります。
何故「R国」、「U国」に関する記事には注意書きが表示されるのに衆院選が近い時期の「衆院選」に関する記事には注意書きが表示されないという違いが発生するのでしょうか?
直接的に人命に関わるかどうかの違いはあるのかも知れませんが、直接的には人命に関わらないと思われる衆院選もその結果次第で僕等1人1人に大きな影響をもたらすことになります。

上記の疑問は細かいことかも知れませんが、具体的な回答をしていただけると僕も記事を投稿する際に参照させて頂くことが出来ます。

次にこちらは明らかにおかしいと思うのですが、何故「極端な内容・真偽不明の情報でないかご注意ください」という注意書きをした記事で支援団体へのリンクを設置したのでしょうか?

寄付をするということは自分のお金を困っている人達のために使ってもらうということです。
例えば年収が400万円の人が1000円の寄付をしたとすると、その人はどれくらいの労働を寄付のために費やしたことになるでしょうか?
出来高制となると話は別ですが、まずは1000円という金額を労働時間に換算してみましょう。
1日8時間、週40時間を超える労働は時間外労働になります。
このため、1日8時間の労働を行っている場合は年間休日数は104~105日必要なので、労働する日数は260~261日となります。
400万円という数字を260日で割り、そして8時間で割ると1時間当たりの労働に対する賃金は約1923円です。
従って1000円の寄付をするということは30分以上の労働を無償で提供するということなります。
このため、寄付には自分の労働を無償で提供するに値するだけの信頼が必要になるのです。

「極端な内容・真偽不明の情報でないか」を注意しなければならないような場所で寄付を呼びかけるという行為はその信頼を阻害することになりかねません。
「非常時のため、すべての関連記事に注意書きを一時的に表示しています」という記載があることからも「極端な内容・真偽不明の情報」を含む記事であるかどうか精査されていないのではないかという疑念を生じさせます。

僕は自分が見たテレビのニュースやYahoo記事、図書館の本等を元に記事を書いているので、もしもそれらに誤報や意図的なフェイクが含まれていた場合は僕にその意図がなくとも誤報やフェイクを拡散してしまう恐れがあります。
従って「極端な内容・真偽不明の情報でないかご注意ください。ひとつの情報だけで判断せずに、さまざまな媒体のさまざまな情報とあわせて総合的に判断することをおすすめします」という注意書きをされること自体は理解出来ます。
もしも「極端な内容・真偽不明の情報」を含む記事であるかどうか精査されていないのだとしても、誤報や中傷を含む記事があまりにも多いために記事1つ1つを精査することが出来なかったために「すべての関連記事に注意書きを一時的に表示しています」と書かれたのであればやむを得なかったのだろうと納得出来ます。
ですが、「極端な内容・真偽不明の情報でないかご注意ください」等と書いた上で信頼が必要となる『支援団体を通じた寄付』のリンクを貼る行為に対しては明らかにおかしいと言わざるを得ません。
僕はそうした行為を非常に失礼だと感じ、幻滅を禁じ得ないと思っています。
やむを得ない状況下で「すべての関連記事に注意書きを一時的に表示」するのであれば、その記事で寄付を募るのはやめていただきたいのです。

もちろん僕が自分の記事に「極端な内容・真偽不明の情報でないかご注意ください」と書かれてその上で記事内で『支援団体を通じた寄付』を募られたことを失礼だと感じたというだけなら、それは僕の感覚の問題に過ぎないのでこういった抗議はしません。
ですがそこには先程書いた通り寄付に対する信頼を損なう危険性があります。
また、もし本当に全ての関連記事に同じような注意書きをした上で『支援団体を通じた寄付』を募っておられるのならば、「R国」「U国」の問題に便乗した炎上系の記事や意図的なフェイク記事にそのリンクが貼られてしまう恐れもあります。
炎上商法をやったり意図的な嘘を拡散したりする連中は以前の記事で書いた事件のあったサイトだけに存在するわけではないと思います。

このnoteでも精査が追い付いていないのであればそういった連中に荒らされてしまう、あるいは既にそれが始まっているという状況になりかねないのです。

『支援団体を通じた寄付』のリンクはどうか十分に精査された信頼の置ける記事に貼るか、もしくは自分で書いた記事に貼るようにしていただきたいと僕は思っています。

今回の記事を見て不快に思われた方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。しかし、非常時であればこそ『支援団体を通じた寄付』は精査した上で信頼を置けると判断された場所で行って欲しいのです。

3月16日に東北で地震が発生しましたが、被災地への寄付はそういった場所で行われることを祈ります。

3/21追記

画像を貼れていなかったようなので貼り直しました。

3/23追記

『杉原千畝のエピソードから学ぶ』の記事は一度削除させて頂いて改訂記事を投稿しました。今度は「極端な内容・真偽不明の情報でないかご注意ください」というような注意書きは出ていません。

寄付に関する情報のリンクは僕が信頼できると判断したもののURLを記載しております。

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