【騙されるな】生活保護の発信をしている大半の人の情報は信用しない方がいい理由


レイジです。


最近こんなツイートを見かけて共感したので、僕が思うところを書いていこうかなと。

https://twitter.com/kuniogo1/status/1670303652148547587?s=20

実際、生活保護の情報発信をしている大半の人は信用しない方が良いんです。


こんなブログ書いてる時点でバリバリブーメランなんですけど、とりあえずその理由について述べていきます。


浅い知識でしかない


ネットで生活保護の情報について発信している大半の人は、法律のプロでもなんでもありません。


生活保護手帳をざっと読んだだけだったり、ネットの情報を少し齧った程度だったりします。


人によっては生活保護手帳をじっくり読み込んでいたり、生活保護法をある程度覚えている方もいるのかもしれませんが、何せ生活保護のルールはとても複雑です。


現役のケースワーカーでも知らない事だったり間違ったりする事が沢山あると言うのに、果たして専門でもなんでもない一般人の知識なんて、信じていいんでしょうか。


勿論、信じちゃいけません。


過去に生活保護受給者だったり、現役で生活保護受給しながら実体験を発信してる人も同様です。


そもそも、発言に責任が発生しないので、適当発信でも問題なく、ウソをついてる可能性だってあるわけです。間違った情報を鵜呑みにして、間違って不正受給でもしようものなら大変です。






悪質なお金稼ぎに利用される


「生活保護 借金があっても受けられるか」みたいな感じで検索すると、一番上のほうに


「生活保護は借金があると受けられません!借金がある人はこちらのリンクから全額返済が可能!」


みたいな記事がわんさか出てきます。











別に借金があっても生活保護は受けることができます。ただ、それは借金返済!みたいな記事を書いている人もわかってると思います。


ではなぜこういう記事を書くのかというと、生活保護のことを全く知らない債務者を騙して、金をふんだくろうって魂胆です。


こういう記事は紛れもないクソ記事ですが、このような記事がSEO対策にめっちゃ力を入れてトップに出てきてしまうのも事実です。


これはあくまで一例ですが、情報弱者からの搾取をたくらむトラップというのは至る所に仕掛けられています。


もしも、意図的に騙されて搾り取られたと後で気付いてしまったら、とても悔しいですし、心の傷も大きくつきます。


このような手法、個人的には善意で間違った知識を提供されるより何百倍も嫌ですね。


真偽を確かめる術がない


例えば、


「自分は元法曹職で、訳あって東京で生活保護を五年間受けている。元法曹職だから、生活保護に関することは大体わかる。○○のことについて聞きたい?それは△△をすれば大丈夫だよ」


みたいに、インターネットで言ってくる人がいたとしましょう。


これ、本当にその人が生活保護を受けてるのか、東京に住んでいるのか、元法曹職なのか等、根拠が全くないんですよ。


今の技術であれば、生活保護の受給証明書なんてネットを介せば偽造できちゃいますし、住んでる場所も、経歴も、ちょっと工夫すればバレません。


誰を信じればいいのか


一番に弁護士、次点でケースワーカーを信用するべきです。おすすめは弁護士ですね。


弁護士は法律の専門家であり、生活保護法の事も把握してます。


生活保護の相談はどこも基本無料ですし、仮にお金がかかるようなことがあっても、法テラスを利用すれば実質タダです。詳しいことはこちらのサイトがオススメ。


また、生活保護関連(例:生活保護の申請相談等)で弁護士を頼る場合は、都道府県弁護士会に連絡しましょう。力になってくれるはずです。僕が住んでる大阪だとここですね。→大阪弁護士会


ただ、今の時代は弁護士を装った詐欺も横行しています。僕のように偽物に騙されないようにしましょう。



https://www.revel-zero.com/2022/12/09/post-2376/2376





弁護士を名乗っている人がいたら、日本弁護士連合会で検索をかけてみて、その名前の人が載っているか確認しましょう。なければ一発アウトです。


もし載っていたとしても、弁護士の名を騙っている事もあるので、電話をかけるなりして本人確認するのが良いと思います。


僕の事も信用しないでください


ここまで話しといてなんですが、僕も弁護士でもなんでもないタダのいち生活保護受給者です。


一応実体験を元にして記事を書いたり、厚生労働省から出ている生活保護の情報をチェックした上で記事を書いていますが、法律を間違った解釈で覚えちゃうようなアホな人間ですし、実体験なんて所詮一例に過ぎませんし、生活保護は自治体によって対応が変わることも多いので、ほとんど信用できません。


たま〜に僕のブログを盲目的に信じている人を見かけるのですが、ちゃんと自分で調べましたか?厚労省の記載と違っていたりしませんか?


僕のブログに書いてあることを鵜呑みにして失敗しても、誰も責任なんて取ってくれません。


しかし、僕は僕なりにがんばって調べたこと、実際に体験したことを皆さんに役立ててもらうべくブログを書いているのは事実です。信じてもらえなくても構いません。。。信じろっていうほうが無理ありますからねw


最後に信じられるのは自分自身


結局、本当に信じられるのは自分自身です。


ネットの人に聞いても、ケースワーカーに聞いても、弁護士に聞いても、その情報が100%正しいかどうかなんて、自分で調べない限りはわかりません。


自分で厚生労働省のサイトにアクセスするなりして、欲しい情報が記載してあることを確認するしかありません。


こういうことを言うと、「いろいろ書いてあって読めない!むずかしい!」みたいに言う人がいるんですけど、そういう人は先天的な問題で文字を読めないことも多く、自分で正しい情報を得るには不向きだと思います。


素直に諦め誰かに身を委ねるか、それが嫌なら頑張って読めるようになりましょう。


生活保護法による保護の実施要領について


e Gov 法令検索 生活保護法


おわりに


結論としては、僕やその他有象無象の言ってることなんて信じずに、自分で厚生労働省サイトから情報を漁るだったり、生活保護手帳を読みこむだったりしましょう。


もしどうしても誰か頼りたいなら、弁護士>ケースワーカー>僕みたいな人。の順で頼りましょう。


ここからは余談ですが、ぶっちゃけ、僕の全く信用できないブログを読みこんでる暇があったら、気になっていることを実際に行動に移しちゃうのが早いです。(自分で全部調べて解決できちゃう人は別ですが、そんな人はこんなブログ見てない)


生活保護の申請条件は〜とか、そんなの詳しく理解しなくても、やってみればわかるんですよ。仮に失敗しても人生どうにかなります。


現代日本において野垂れ死ぬようなことはありません。


仮に野垂れ死んだ人がいるんだとしたら、行動しなかった人か、知能に極端に問題を抱えた人です。


国に頼れば助けてもらえるんですから、後者ならまだしも、皆さんはここまで文章読めてるわけですし、大丈夫です。


繰り返しますが、今の世の中は安全です。殺人レベルの重罪を犯さない限りは、ホントーになんとでもなります。


めっちゃ考えて行動しないより、あまり考えずに行動した方が得るものは大きいです。


勘違いしないでほしいのは、何も考えなくて良いって言ってるわけじゃなくて、少し考えた上で行動すればそれで十分ってことです。それは直感に基づいているので。


直感をバカにする人がいますが、直感というのは人間が無意識かつ潜在的に「これが正しい!」と思う行動をとってるってことなんですよ。


今までの人生から脳が学んできたなかで、最適解を出しているわけです。


だから、顕在してる薄っぺらい思考なんて、直感と比べたら雑魚なんですよ。不安は幸福度を無駄に下げちゃいます。


思い詰めすぎずに、気楽に行動してみてください。


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