ノイズの吐き出し場

ノイズの吐き出し場

最近の記事

世界は一つしかない、そう思っていたかつての僕へ。

「世界」についての話をしよう。 一見スケールの大きなテーマに感じるが、学生時代、歴史の成績が壊滅的だった僕に語れることなんてこれっぽちもない。 徳川の15代将軍だって初代の家康で記憶がストップしているし、世界史に至っては授業を受けた記憶自体ぶっ飛んでしまっている。本当に残念だ。 しかしながら、そんなアホな僕でもひとつだけ気付いたことがある。 「世界は無数に存在する」 そんなことについての話だ。 世界は無数に存在する 先ず我々は「世界」そのものを認識しているわけではない

    • アンチ体験主義、とか言っちゃったり。

      経験と体験 僕は「気が合う」という居心地の良さを何よりも優先する人間関係があまり好きではない。 特定の人と頻繁に飲み行ったり、常連客として認知される"行きつけの店”なんてのも存在しない。 あそこへ行った、これをやった、話したいから話す、飲みたいから飲む。 そこには時間という対価を引き換えに得る、学びや広がりがあまりにも少なすぎるから。 日本人哲学者の森有正は、経験は未来に向かって絶えず開いていく形であるのに対して、体験は過去に向かって凝固する形であると定義した。 パター

      • 恋愛の延長線上が結婚なのか?

        なぜ我々は「恋愛と結婚」を必然的に結びつけてしまうのだろうか? ふと、そんなことを思った。 分からなくもないが、 恋愛関係から夫婦に至った実に3組に1組が離婚という選択をしている現実を目の当たりにして、 「恋愛が結婚のプロセス」というのは本当に信じて良い話なのだろうか。 恋愛と結婚に求められる要素まずは、「恋愛」と「結婚」に求められる要素から見てみよう。 恋愛経験が豊富な、いわゆる「恋愛上手な人」というのは、良くも悪くも相手の感情を揺さぶれる能力を持った人だ。 そこに

        • 人を変えようとするのは無駄、だって変わらないんだから

          人間は身近な人の人生に、何かと介入したくなる生き物だ。 例に洩れず、僕もその内の1人だった。 「自分の力であの人の人生を変えられる」 本気でそう思っていた。 しかしながら、20代前半を折り返しそれは大きな勘違いであることに気が付いた。 人は基本的に変わらない 僕には、いつもダメ男に振り回されてしまう女の友人がいる。 学生の頃のバイト先が同じで、社会人になっても半年に1回くらいのペースで飲みに行っている仲だ。 居酒屋に入り3杯目のハイボールを頼んだ辺りでいつもお馴染み

        世界は一つしかない、そう思っていたかつての僕へ。

          人生ってまじで一瞬の出来事

          2023年になった。 そして、今年を既に6日も消化してしまった。 遺伝子的には90歳まで生きる僕に残された人生は、あと22,831日。 時間にすれば547,944時間くらいだ。 普段、集中力が30分ももたない僕からしたらとてつもなく長い時間に感じるが、地球の46億年という歴史からすれば 1人の人生なんてマジで「一瞬の出来事」なんだと思う。 人生は一瞬の出来事 そう考えるようになってから「生きる」ことに対してなんだか楽に向きあえるようになった。 生きる意味や、人生論、

          人生ってまじで一瞬の出来事

          パパ活女子とランチに行ったときの話

          パパ活女子とのランチ会 数ヶ月前に、パパ活女子の「ユリさん」とランチへ行った。 シンプルな経緯だった。 僕の知人がユリさんと知り合いで、 「今度3人でランチへ行こうよ」 友人の発した一言が、全てのことの始まりだ。 パパ活女子の生態を知る絶好の機会を頂いた僕は、大人になり随分とご無沙汰してしまった「好奇心」と久しぶりの再開を果たした。 (南米のドス黒い川に潜んでいる生物を取材しに行く、どっかのテレ局ディレクターの心理もこんな感じなのだろうか) 好奇心と言えば、 ジョージ

          パパ活女子とランチに行ったときの話