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"自分自身であることは義務"と水瓶座の時代

最近、加藤諦三先生がyoutubeでお話されてる内容が
すごく心に響いたのでシェアします。

加藤諦三先生は心理学者でいらして、
テレフォン人生相談で有名ですが、
これまで一万人の相談をされてきたとか。

実践家の先生の言葉ってやっぱり響くんですよね。
そして私は先生のお声とか話し方が好きです。
なんだか心に優しく響きます。

その動画がこちら。

私がもっとも響いたところを引用させていただきますね。
加藤諦三先生が翻訳された著書より、
心理学者 デヴィッド・シーベリーの言葉だそうです。

人間の唯一の義務は自分自身であること。それ以外に義務はありません。
あなたがあると思い込んでいるだけです。

唯一の義務って・・・もうほんと目から鱗です。
これまで一体何をしてきたんだって思います。

シーベリーはアメリカ中を歩いて、ひたすら話を聞いて
悩んでる人の共通性を見つけたそうです。

「私はそういう人間ではありません」(I'm not like that.)

悩んでいる人はこの一言といえなかった人。
これが悩んでいる人の共通性だと。

つまり、自分以外のものにならないといけない、
と思い込まされている、ということだそう。
(先生の例えが素晴らしいので、この辺りはぜひ動画で)

これまでどれだけ「自分以外のもの」にならないと、
と思い込まされてきたんだろうと思います。

よく考えてみると、自分以外のものになるって
途方もないエネルギーなんですよね。

カメがウサギ並みに走ろうと思ったら
どんだけ走り込み必要やねん?って話です。

でも先生も動画でお話されてるように
しょせんは無理なんですよね。

私ね、友だちつくるのすんごい苦手なんです。

子供のころ「友だち100人できるかな」って。
あの歌がほんとうに嫌だった。

歌そのものが悪いわけではないけど
友だちができない自分を責めてました。

今は友だちは信頼できる数人でいいな、って感じだけど、
当時のあれは立派な思い込みだなあと思います。

たしかに何でも多少の努力は必要だけど
元々の自分を曲げてまでする努力って何?って話です。

そんなことより、自分自身であることが大事。

でも、いろいろ思い込まされた中で
自分自身に戻ることって、実はよほど大変だと思う。

思い込まされてるものを基準にせず、
自分のポリシーに沿って選び直すこと。

それが自分に戻ること、ひいては
自分自身であることの大前提だと思います。

これって占星術の観点からみてもそう。

今年の1月、冥王星が水瓶座に入りました。

これまで思い込まされてきたことや
いわゆる世間の常識やルールが覆されることが
本当に多くなってきたなと感じます。

当たり前が当たり前じゃなくなってきてる。
今まで我慢できたことが我慢できなくなってる。

ある意味、人間本来の姿に戻ろうとする流れ。
レジリエンスが働きつつありますが、

今はまだ地の時代の最終段階なので、
これまでの感覚からまだ抜け切れてないように思います。

水瓶座は風のサインなので、基本は個人です。
集団の中で個人がどうあるべきかを問うサイン。

対して山羊座の基本は集団です。
集団に対していかに個人がコミットできるか、
それによってメリットを得ることを求めます。

ただそのメリットと引き換えに
「私はそういう人間ではありません」と
誰もが言えなかったんじゃないか?と思います。

そのためにみんな本来はしなくてもいい
無理も我慢もしてきたんじゃないかと。

もうそういうの通用しなくなってきてます。
今世の中で起こってることを見てると
それはもうありありと分かります。

自分自身であること。そこに対してコミットすること。

情報過多でともすれば足場を失いそうな今、
自分自身がどうあるか、をしっかりさせるには、
まずは自分自身に戻る努力が必要なように思います。

自分は自分でいい。それ以外に義務はない。
それが一人ひとりの義務。他人に対する義務でもあると。
これからの時代に必要なスタンスと思います。

そういえば、義務って土星ですね。
土星は水瓶座のルーラーでもあるので納得。

それではまた!

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