「かみ」として、残すべきもの

情報にはデジタルとアナログがある。
どちらも突然として消える可能性はあるが、
コピーして複数に分けておけば一気に無くなる心配は少ない。

情報をどのように残すか?という方法も大事だが、
何を、何故に、どうして残すのか?

「かみ」は「紙」というだけでなく、
私の場合は、子供たちより「上(かみ)」の立場であり、
今あるこの肉体は、「神」によって生かされているとも言える。

この立場や状況をどのように活かしていくのか?

無意識に呼吸し、自然と食べ物を消化し、
複雑で難しい循環作用は全て自動で行われている体内。

それと同時に、全て自らの判断と選択によって、
意識が先行して全てを動かしていく事ができる自由がある。

この与えられた人生や社会に、「自己」というスパイスを、
どのように「加味」していくかという感覚でもいい。

1日1日が物語の1ページ1ページだとしたら、
1枚も無駄にはしたくないし、
いつでも、どのタイミングでも、
自由に物語を転換できるだろうし、
最後はハッピーエンドにすることも可能。

いずれにせよ、必ず終わりは来る。

この1ページ1ページに、
文字、絵、図、さらにはデジタル音源、
QRコードで情報を圧縮して載せることも可能かもしれない。

それをもし後で、読み返す、見返す事があるならば、
どんなストーリを描きたいのか。

登場人物など、主要項目は変えられない。
でも、それをどのように装飾し、変化を加えるか。

変えられないものを受け入れ、
変えられるものを勇気を持って、変えていく。

「残るもの」と「残らないもの」をしっかりと識別し、
優先順位を間違わずに、一歩一歩丁寧に歩んでいくこと。

最後に、「髪(かみ)」について。

英語では「Hair」
髪型は「Hair Style」

誰1人として同じ髪型の人はいない。
「Hair」は頭の毛だけでなく、全ての「毛」のことも指している。
「Hair」は「Human + Air(気)」と考えることもできる。

雰囲気といった目に見えない「気」を発するのも人の特徴。
どのような「型」や「気」をつくっていくかは、その人次第。


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