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タロットリーディングのお誘いを受けました~!!マンデンホロスコープによる「2021年の日本は?」

Twitterでいつもお世話になっている、戴晋人(@taisinzin)さんが、マンデンホロスコープという手法で「2021年の日本」についてタロットを展開されたそうで、出たカードを見せてくださいました。

https://banbutusedou123.blog.fc2.com/blog-entry-1028.html

こんなふうに、複数名でカードを出し合ったり、出たカードをそれぞれ解釈しあうのって、面白いので好きです。

解釈の仕方とか見えてくるものって、人によって違っていたりして、どれが正解とかなく、その違いが面白いなあとおもいますね。

出たというカードは以下で、【】内は私が書き添えました。
【ハウスの意味/カードの意味】です。

①国民生活 国民性 4皇帝 正
 【本人/自主的に動き出す】
②経済 景気 12 ハングドマン 逆
 【所有/膠着状態から解放され、少しずつ動けるようになる】
③通信 交通 マスコミ 7 戦車 逆
 【知識/空回り、転倒、ひっくり返る、事故】
④地震 気候 5 法皇 逆
 【家庭や自然環境/先が見えない、正しい知恵から学べない、神の加護がない】
⑤スポーツ界・芸能界 10 運命の輪 逆
 【恋愛/タイミングがずれる、かみ合わない】
⑥健康労働 1 魔術師 逆
 【厄介事/スキル不足、自活がうまくいかない】
⑦外交 外国 0 愚者 正
  【パートナー/全くあたらしい展開に飛び込んで吉】
⑧死亡率 外国問題 6 恋人 逆
 【同盟国から受けるメリット/足並みがそろわない、納得がいかない不本意な結果】
⑨宗教 貿易 14 節制 正
 【哲学/静かで控えめな流れを保って吉】
⑩政治 政府 2 女教皇 正
 【国際的な立場/潜在的な能力にゆだねることが大切】
⑪国会議員 友好国 11 正義 逆
 【対外的ネットワーク/不正、不誠実な行為が横行する】
⑫福祉問題 犯罪 病院 15 悪魔 正
 【障害/不安と恐怖が蔓延する】
⑬総合判断 9 隠者 正
 【まとめ/個人それぞれが自分の居場所、自分の足元を確かなものにすることが必要】

上記を、手持ちのカードを並べて、再現してみました。

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では私なりに読んでいきます。

全体的に、正位置が6枚、逆位置が7枚で、逆位置が多いため、状況はよくありません。
そして、上半分(第7~12ハウス)は、6枚のうち正位置が4枚あるものの、下半分(第1~6ハウス)に逆位置が多く、6枚中5枚が逆ということで、一見外側は整っているように見えて、国の内情、土台、足元の状態がよくありません。基礎体力がないというか、基盤ができていないということです。

次に、対角線にあるカード同士、セットで見ていきます。

・皇帝の正位置は良い兆しで、国の内側から自発的に動こうという意欲が沸いてくるようです。それが、対角線上の愚者である「心機一転、思い切った外交」に結びついていくと思います。
・経済は、つるされた男が解放され、今までより状況は多少は良くなるようです。ただ、納得のいく結果はまだ出そうになく、まだ決定権は自分にはないようです(恋人逆)。
・国内に溢れる情報はもうすでにひっくり返っており(戦車逆)、マスコミにはもはや方向性もなければ、力もありません。下世話で次元の低い視点を脱却することが大切で、少しずつではありますが、もっと高い知性の哲学を追い求める方向性に流れが向いていきます(節制)。
・自然環境や、家庭環境の部分に教皇の逆が出ているのは非常に注意が必要だと思います。前例のないことばかりが起きてくるので、手近な場所に手本や見本を求めても、使える情報は見つからないでしょう。それよりも視野を広げ、協力し合ってそれぞれの潜在的な力を出し合って協力すること(女教皇)が大切です。集団の音頭をとる、スーパーバイズする立場の人間の登場があるとまとまりやすいかもわかりません。その人物像は、巫女のような、物静かな人です。そういった人物がでてきて民衆を引っ張っていくのか、それとも国際的に諸外国の間で日本が巫女のような、哲学的な見本となる役割を果たすのかも分かりません。
・芸事やスポーツなど、娯楽に関してはヒットはなさそうです。当たりそうに見えても不発に終わるでしょう。
国際的な不正が横行するのか、国内政治で不正が横行するのか、その両方のような気がしますが、えこひいきや嘘や不正が横行しそうです。
・全体的な「スキル不足(魔術師逆)」がもとで、よい創業者が輩出されず、事業を引っ張っていくような手腕のある人材はありません。それが悩みの種となり、社会全体に不安(悪魔)な雰囲気が蔓延するでしょう。ウツや、嗜癖(中毒的な症状)が一層健康を害する兆しがあります。
最終判断が隠者の正位置ですので、道は険しいが、一歩一歩足元を見て堅実に進めば、すすむべき道はみつかりそうです。また、正攻法でない「裏道」に打開策がある、というニュアンスもあります。


個人的な感想としては、状況が良く表れていると感じました。
キツいなあ、と思ったのは、11ハウスの正義逆と、4ハウスの「教皇逆」と、12ハウスの「悪魔正」ですね。
ここにこれは出てほしくなかったなあ、と、三つとも、思いました。
神様の加護がなく、悪魔がのさばり、政治は不正が横行する。
これはまさに「無明(むみょう)」の状態を指します。無知がゆえに、神を信じることができず、悪魔に乗っ取られて疑心暗鬼に呑まれ、悪い権力者が混乱に乗じて、我が物顔でのさばります。良くありません。

しかも13枚も展開していて、出ていないのが「太陽」「女帝」。女性らしさが不在というか、おかみさんのような、明るい活気のある人物の存在がないということで、ちょっと寂しいですね。「星」も出ていないので、スターも出ません。
レジャーは振るわないと思います。楽しい遊びは、しばらくお預けという感じですね。地味な一年となりそうです。

ではありますが、隠者と女教皇が正位置で出そろっていますので、個人個人がしっかりと自分の哲学を持ち、地に足をつけて生きることで、すすむべき道は見つかっていくでしょう。ただ、足元しか見えない、暗い道なので、焦りは禁物ですね。いつまでも見通しが立たないので、かなりもどかしいと思います。ここでも忍耐力と精神力が鍛えられそうですね。

以上、厳しいながらも、なんとか進む道は見えてくるという解釈となりました。
読み応えありました。ありがとうございました!


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