「 傷跡 」
僕には大小様々な傷跡がある
これは生きてく為の代償だ。。。
それが例え可笑しな話だとしても
僕にとったら重大な事の場合もある
こんなに躊躇い傷が増えてまで
生きてく価値があるのか解らない
ねぇ今でも聞けない言葉が有る
「君にとって今でも僕の存在は大事だったのかな??」
こんな事を想ってるだけで僕は可笑しいのかもしれない
でもね
君の存在を喪った
あの日から僕は壊れた
傷跡を作る事で僕は安堵してたんだ。。。
それが正しくないのは解ってた
でも傷跡を作る事で僕は僕を罰してたんだ
そうこれは君を喪った
僕自身が悪いんだと。。。
どんだけ後悔してもし切れない
僕の闇だ。。。
傷跡を見る度に君の笑顔が過ぎってく(よぎってく)
人はそう簡単に変われない
解ってる!!!
でもね
どうしても君を喪った喪失感から抜け出せないんだ
傷跡が増える度に狂喜乱舞してた
だって生きてるだけで悪い僕を
罰した証だから
例え僕が君に許されたとしても
今は君の前じゃ僕は無邪気に笑えない
あの時 一緒に喪った輝きはもう戻らないから
そう答えすら解ってた
今でも君を救えなかった時の罪悪感に苛まれてる
君に逢えてありがとう
そしてさようなら
僕を支えてくれた傷跡達には感謝しきれない程をありがとう
Fin
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