私の最初のゲーム実況環境・機材
2024/07/09 から YouTube でゲーム実況を始めました。
3ヶ月以上経ち、環境をアップデートする機会に恵まれたので、アップデート前に現在の構成を残しておこうと思います。
構成図
矢印だけで分かりづらいですが、ざっくり図にするとこんな感じになります。
この構成図は、Windows デスクトップ PC で Steam のゲームを録画する際の接続状態です。Switch のゲームを録画する際は、スピーカーをモニター2からキャプチャボードに繋ぎ変えます。
録画中はゲーム音をヘッドホンで聴き、ゲーム画面をゲーミングモニターに映してプレイします。
ゲーム画面は、Steam の場合はモニターに直接出力しているもの、Switch の場合はキャプチャボードを利用してパススルーしたものを映すようにしています。
モニター1に OBS を映すようにしているので、録画状況も同時に確認できます。
これらをすべて実況用にイチから揃えたわけではありません。
私はフルリモートで働いており、仕事と併用できるものも多くあったため、以下に挙げるもの以外は実況を始める前から所持していました。
ゲーミングモニター
キャプチャボード
HDMI セレクタ
Windows デスクトップ PC
各機材について
モニター1、モニター2、ゲーミングモニター
モニター1と2は、DELL の U2421HE を利用しています。
実況を始める前は、この2つのモニターと MacBook Pro の3画面で仕事をしていました。
その後、後述する Windows デスクトップ PC を購入するタイミングでゲーミングモニターを買い足し、モニター2は Windows デスクトップ PC 用のサブモニターとして利用しています。
ゲーミングモニターは HP の OMEN を利用しています。
MacBook Pro(録画及び動画編集用)
2020年製の Intel プロセッサのものを利用しています。型落ち感が否めないですが、直近まで仕事用として頑張ってくれていました。
2.3 GHz クアッドコア Intel Core i7
32 GB メモリ
現在は初期化し、録画及び動画編集で使用しています。
経年劣化もあるのか特に放熱部分に難があり、Windows デスクトップへの買い替えを検討しています。ただ、動画編集やサムネ作成に利用しているアプリが軒並み Apple 純正アプリのため、それらも買い替えなくてはならず、足踏みしています。
※仕事用の MacBook Pro は現在 M3 Pro チップにグレードアップ。パフォーマンスが全然違いますね
Windows デスクトップ PC(ゲーム用)
Lenovo の Legion Tower 5i Gen 8 を利用しています。
インテル® Core™ i7-14700KF プロセッサー
32 GB メモリ
NVIDIA® GeForce RTX™ 4070 SUPER 12GB GDDR6X
メモリは別途購入したほうが安かったため、16 GB 分 Amazon で購入しました。
このPCは主に Steam のゲームをプレイするのに使用しています。
(まだ実況自体はできていませんが、)重くなりがちなシミュレーションゲームが好きなため、録画用 PC と分けることで負荷を分散しています。
キャプチャボード
パススルー機能を持つ UGREEN のキャプチャボードを利用しています。
そこまで高価でなく、パススルー機能があり、最低限の解像度でキャプチャできるものを選択しました。特に問題なく利用できています。
音声単体のパススルーにも対応しているため、ヘッドホンを接続することでゲーム音のみを聞くことも可能です。
HDMIセレクタ
エレコムの HDMI 切替器を利用しています。
最初は、録画したいゲームに合わせて、キャプチャボードに接続する HDMI コードを都度差し替えていました。ですが、頻度も多く接触不良になってしまうのが怖かったため、HDMI セレクタをかませることにしました。
購入にあたって、重要視したのは外部電源ポートがついているか否かでした。結果、外部電源を利用しないと映像の出力が乱れることがあったため、この点を重要視して正解でした。
ドッキングステーション
CalDigit の TS3 Plus を利用しています。
ゲーム実況として見れば、ここまでのものは不要かもしれません。前述の通り私はフルリモートで働いているので、ここに外付け SSD や WEB カメラなど多くのものを接続しています。
接続しているものが多いせいか、かなり発熱します。そのまま放置すると、接続しているマイクの音声に影響が出てしまうため、構成図には記載していませんが冷却ファンを横に置いています。
マイク
logicool G の Yeti を利用しています。
付属ソフトの Blue VO!CE がとても使い勝手がよく、ノイズ除去関係やコンプレッサーはこのソフトに任せています。
また、マイクアームやショックマウント、ポップガード(親友からのプレゼント品)を別途利用しています。
スピーカー
Bose の Companion 2 を利用しています。
裏作業時など Windows デスクトップ PC の音をヘッドホンなしで聴きたいときはそのまま使用し、録画時はヘッドホンを接続して使用しています。
現在利用しているヘッドホンは単体で音量調整ができないため、ヘッドホン接続時の音量調整役も担っています。
ヘッドホン
YAMAHA の HPH-MT8 を利用しています。
動画毎日投稿1ヶ月を達成した際、自分へのご褒美として購入しました。
元々、趣味で聴く音楽のためにモニターヘッドホンを購入したいと考えていましたが、なかなか一歩踏み出せず見送っていました。ゲーム実況を始め、動画編集時の音声確認のために、やはりモニターヘッドホンを持っておきたいと考えた結果、購入に至りました。
編集時はドッキングステーションに接続しているため、本来の力を出せていない状態だと思いますが、それでもかなりフラットに確認できるようになりました。
今後の改善ポイント
すでに記載しているものもありますが、改善できるポイントはいくつかあります。
MacBook Pro(録画及び動画編集用 PC)の買い替え
放熱が十分にできていないという点や、購入から何年も経ってしまっていることから、買い替えは必要と考えています。
仕事用の M3 Pro チップのものと比較して、パフォーマンスが段違いであることは実感できています。買い換えれば、録画時により安定したり、編集後の書き出しにかかる時間も短縮されるでしょう。現在は不安で実施できていない、配信もできるようになるかもしれません。
同じ MacBook Pro への買い替えが一番スムーズではあるのですが、昨今の Apple 製品の価格にはついていけず… また、パーツごとに買い替えが可能なように、こちらもタワー型にしてしまうのが理想だろうと考えています。
キャプチャボードの買い替え
録画した動画からサムネイルを作成する際、解像度が気になるようになってきました。サムネイルでは拡大した映像を使うことが多く、現在の解像度だとすぐにぼやけてしまいます。
より高い解像度でキャプチャできるものに買い替えれば改善されるのではないかと考えていますが、その分録画している PC の負荷も上がってしまいます。
音声回りの改善
現時点で以下のような使いにくさがあります。
ゲーム音とともに自分の声を聴くことができないため、音量バランスは OBS で視覚的に確認することしかできない
ヘッドホンに音量調整機能がないため、スピーカーを経由する必要がある
動画編集時、ヘッドホンをドッキングステーションに接続し直す必要がある
動画編集時、ヘッドホンの本来の力を発揮できていない
ドッキングステーションの発熱により、冷却ファンを使用してもマイク音が不安定になることがある
録画中、即座にゲーム音やマイク音をミュートすることができない
マイクにミュートボタンはあるが、ボタンを押す音が入ってしまう
これらの使いにくさは動画の質にも大きく影響します。
音量バランスは、利用している動画編集ソフトによっては動画編集時に調整することが可能ですが、現在私が利用しているアプリでは調整することができません。
よって、音声回りの改善を次回のアップデートとしました。
オーディオ・インターフェース機能を持つミキサーと、新しいマイクを導入します。
導入の後、使い勝手など把握できたら、また軌跡として投稿します。
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