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誰かを誰かの脳内に刻む

「かあちゃんってさ、今までの人生で、後悔してること、ある?」

と息子(7歳)に聞かれたので、
大好きな、昔職場が同じだったおじさんが病気になって死ぬ前に会いに行かなかったことを後悔していると言った。

「あー、前にも言ってた、あのおじさんね」

と言われてびっくり。
確かにその人のことを話したことはあるが、一回くらいのもので、そんなの忘れてるだろうと思っていたから。
まさか覚えているとは。

こうやって、
私が大好きな人の存在が、
会ったこともない、なんなら同じ時代すら生きてない別の誰か(しかも大好きな息子)の中にきざまれるのは、
なんか、いい。
きっと、私の中にあるのとは、また違ったその人が、息子の中には存在しているのだろう。

私も、会ったこともないし同じ時代も生きていないのだけれど、
脳内に刻まれている人がいる。
叔父である。
父の弟だが、10代で亡くなっているので、会ったことはない。

でも、
彼がとっても素敵な書初めを残していて(小学生の頃の作品)、それをよく見ていたこと、
レイちゃんはやっちゃんおじちゃんに似てる気がする〜と言われて育ったこと、
そんなことがあったからか、私のなかには会ったこともない叔父という存在が刻み込まれている。

それが、なんていうか、誇らしい?というか、
よくわからないしうまく言葉にできないけれど、私の人生の支えの一つになっている。
(抽象的ですね…)

うーん、うまく言語化できないので、
またいつかこのテーマで書こう。
今日は眠い。

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