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【第4話】ダイビングのお悩み解決|「私は耳抜きができないんです。」問題

「私は耳抜きができないんです。。」
リゾート地などで、体験ダイビングに参加した方から、時々聞く言葉です。
しかし。
実際に、耳抜きができない人は、ほぼいません。
専門の医師のお話しでは、体質としてできない人は、1%未満とのことです。

リゾート地の体験ダイビングは、参加人数も多く、説明の時間を長く取れない場合もあります。要するに、耳抜きの正しい方法がわからなかったために、できなかったということなのでしょう。


ダイバーでも、正しい方法?を理解していない方もいるかもしれません。
そして、耳が抜けにくい人は、実際にいます。

耳抜きについてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。

1.潜る前に陸上で耳抜きを一回。潜降前、エントリー前でも良いので、一度耳抜きをしておきましょう。リハーサルのようなもの。

2.潜降後、水圧を受け、少しでも違和感を感じたら(もっと言えば感じる前でも)耳抜きをしましょう。水圧が大きくなってからでは、、
遅いです!
その後も、違和感を感じるたびに何度でもこまめに耳抜きしましょう。

3.耳抜き方法の一番スタンダードである「バルサルバ法」の確認とコツ

・口から空気を吸って、口を閉じる。
(しっかり閉じる。口から空気が漏れてしますと耳抜きはできません)
(口から漏れないために、舌を上顎にピタッと付ける)

・マスクの上から、指でしっかりと鼻の穴を塞ぎ、鼻に空気を送る。
(マスクの上からが難しい。しっかりと鼻の穴を塞げるように陸上で練習しておく)
(鼻に空気を送る時に、下顎を少し前に突き出すと耳抜きしやすい)
(確実に。しかし、強く一気には送らない。耳を痛める原因になります)

4.片方の耳だけ抜けない場合もあります。その場合、1mほど浮上し、抜けない方の耳を水面に向けてから、再度耳抜きをしてみましょう。


耳抜きの別の方法、こつ、練習、などなど耳抜きに関してはもっともっと説明できることがあります。少しづつ更新(加筆)していきます。

また。ちょっと自信がない人はぜひご相談ください。
一緒に練習しましょう!