忘れない。忘れられない。
高校2年の秋。
私は一生忘れることのない旅をした。
今まで国外はもちろんのこと、日本の本州からも出たことがなかった。
そんな私ですが、
イタリアへ研修旅行に行くことに。
え?!!
飛行機に一回も乗ったことないのに????
いきなり13時間のフライトを経験するんか??
怖!!!未知への恐怖!!!
なんか楽しみだなっていう感情とか海外怖い…という感情とかが入り乱れてなんかよくわかんなくなってた。その時は。
そんな不安と好奇心が膨らみつつも、
時間という存在は私を待ってはくれません。
イタリアへ行く日が来た。勇ましい足取りで。
そして、いよいよ出発の日。
空港に踏み入れた。
だれかを迎えに行く時以外踏み入れることのない場所。そんな場所に大きな荷物と大きな期待を持って。
かっこつけてこんな文章書いたけど、
正直この時は普通にテンションMAXだった。
楽しみすぎ〜〜!!!!やったー!!!!
↑多分こんなことしか考えてなかった。
人生初の飛行機に乗り込んで、席に着く。
急に怖くなってきた。
幸い、隣の席になったのはかなり親しい友人でしかも海外旅行へめちゃめちゃ行く子だった。
よかったーーー!
長くなりそうなんでいろいろ割愛。
(席のモニターでゲームして、機内食食べたぐらいしかないから。)
とりあえず人生初機内食の写真だけ載せるね。
あと今回のフライトはカタール空港で乗り継ぎだったので、カタール空港の写真も載せるね
(物価が高い!!とにかく高かった。全てが)
なんやかんやあって着いたよ。ミラノへ。
長時間のフライトで正直疲れた。
今見てもすげー綺麗な景色だな
ここからは私が見た中で印象に残っている作品をその時のエピソードと共に書いていきます。
(あまりにも多いのでいくつか抜粋するよ!)
ダヴィデ像
思ったよりデカい…本当に…
写真から分かるけど手だけでも人の頭と同じくらいかそれ以上あるかもしれん。
ダヴィデ像の周りをぐるっとまわって見たけど下から見上げると遠くから見た時より体の比率の違和感があんまりわからなかった。
聖マタイと天使
カラヴァッジョだ!!!!
めっちゃ好きー❤️
イタリア研修旅行はカラヴァッジョの作品を見るためだけに行ったようなもんなんだよな…
カラヴァッジョの作品は他にもいっぱいあったけど、一番好きな作品だわこれ
語ります。なんてったて好きなので。
この絵があるところは教会⛪️なんだけど、
静寂に包まれた神聖な空間の中で圧倒的な存在感を放ちつつも、まるでそこにあるのが当たり前のような馴染み方をしてた。
この絵より前に、同じテーマ、題材で描かれた絵もあるんだけど、結構不評だったらしくて、その絵は買い取られて、もっかい描き直したのがこの絵らしい。
昔の絵画って宗教と権力者が必ずといっていいほど絡んでて、聖書に関連するものがテーマになっているから条件が厳しいんだよね…
なんかこの絵見た時に当時の画家の苦労を感じてなんかせつないなぁ
コロッセオ
イタリアといったらなーんだ???
そう、コロッセオだよね?!?!
有名なだけあって観光客ばっかりだけど、そんなこと気になんないぐらい見どころいっぱいだったなー
一応毎日現地のガイドさんがついてくれて、説明をしてくれたよ
例えば、
・コロッセオに使われてた建材は他の建物に流用されてしまって今の姿になった。
・建物の真ん中(画像2枚目)は地下の建造物が剥き出しになっている。
・ローマ水道から水を引いて模擬海戦をすることもあった。
とか
たくさんの興味深いことが聞けた場所だった。
本当はもっとあるけど大体これぐらいにします。
別の記事で書くかもーーーーーー!!!
あ!!
まだ書くことあるわ!!!
食べ物も忘れちゃダメだね?!
ガイドさんが言うには、
「観光地にあるジェラート屋さんは大体高くてぼったくりかよ!って思うけど、ここはリーズナブルで美味しいヨ」
美味しかったな安いし、3ユーロぐらいだったと思う。
私が食べたのは左のジェラート(パイナップル味とヨーグルト味)。
クラスメイト何人と一口ずつ分けっこして食べたけど、ピスタチオフレーバーが一番美味かった。(イタリアから帰る前にまた空港で食べたけどね…)
後ピザね!!!1人一枚だったわ
クリスピーな感じで美味しかった…
正直トマトめちゃめちゃ苦手でトマトソース好きじゃなかったけど、イタリアでピザ食べてから克服しちまったよ(嬉しい!!)
少食の人はイタリアでピザ注文する時は気をつけてねー
おわりに
高校生である私にとって、このイタリア研修旅行は死ぬまで忘れられない思い出になったと確信してます。
本当に。
願わくばもう一度イタリアへ行って、見切れなかったところやもう一度見たいなって思うところに行きたいと思っています。
あとがき
↑ちなみに事前学習として研修旅行で行く予定の美術館とか教会にある絵を模写する授業があったんだよねー
(私は描きたいのがなくて、先生への熱いプレゼンをして個人蔵の私の大好きなカラヴァッジョの習作を模写したよ)
↓これが本物
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