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海と山の往復書簡

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”海”に住む者と、”山”に住むもの。相反する両者が”言葉”を通じて響き合う。
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#海と山の往復書簡

【第二夜】海と山の往復書簡 2022.10.08

【第二夜】海と山の往復書簡 2022.10.08

怜生くんへ

海と山、どちらが大人でどちらが子どもか。
私たちの意見は今のところ違っていて、それが私にとってはとても興味深いことです。
人と意見を異にすることは、どちらかというと私が反射的に避けてしまうことではあるんだけど、
今回の違いはなんだかとても奥が深そうで面白く感じました。なんでだろうね。笑

ひとくちに「海」や「山」といっても、色々あるよね。
私は三国で育ったから、海といえば荒波が規則的

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【第一夜】海と山の往復書簡 2022.08.18

【第一夜】海と山の往復書簡 2022.08.18

怜生くんへ

お手紙ありがとう。
日々があまりにも慌ただしく、怜生くんが一通目を書いてくれた日から、
もう一週間もの時間が経ってしまいました。
無理矢理に設計したような余白であることは分かりながらも、
こうやって筆を執り自分の内面を見つめる時間は、
やっぱり私にとって心落ち着く大切なものなのだと再認識しています。

怜生くんは、手紙を
”相手を見ていながらも、自分を見つめている。矛盾した営み”

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【第一夜】海と山の往復書簡 2022.08.10

【第一夜】海と山の往復書簡 2022.08.10

日常に余白が生まれたら、歩くことと読むことを、何よりもこころの糧としてしまう。

そんな腰の重い僕に、場所を飛び越えさせるもの。

それは「ひと」でした。

"青" をこよなく愛し、"言葉" に自らを委ねるそのひとを、話す前から僕はどことなく近くに感じていて、話してみると、やはり近くに感じたのでした。

自分の脳内に溢れる混沌をそのまま垂れ流しにできる相手は、そう多くないのです。

そんなあなたと

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