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モデルさんが気を付けたいDMの適切な返信のタイミングと返信の仕方

 最近、ツイッターやインスタで「お仕事の依頼はDMまで」と書いている人がいる。芸能事務所に所属している人であろうがフリーであろうが、男女関係なく書いている。別にこれを書いている人だけに限ったことではないが、ツイッターやインスタのDMで企業から受けるお仕事やそれに準ずる個人間でのお仕事に関するDMが来ることがある。もちろん全てがちゃんとしたお仕事かは即座に判断はできないが、ちゃんとDMには対応しないといけない。
 これらのお仕事のDMは、本当の案件もあるので、フリーランスの方は別として、事務所所属の方は、ちゃんと読んで、マネージャーさんに話を通した上で、適切なタイミングで適切に返信すべきである。、それぞれ1ずつ見ていこう。まずは、適切な返信のタイミングの話をしよう。
 DMへの返信の仕方よりも大事だと言われているのは、DMへの返信のタイミングである。この返信が遅いだけで芸能事務所を解雇された方もいるくらい重要な事である。なので、モデルさんは気を付けておきたい所である。
 では、返信はいつすべきなのか?
 まずは、事務所所属の方から説明しよう。個人でDM管理ではあるが、事務所に所属している方は、お仕事依頼のDMやメールには、即座に返信は不要である。数時間後でも良い。ただし、急ぎの本日のお仕事先からのDMは、急いで返信しないといけない。入り時間の変更や共演者のコロナ感染などのスケジュール変更やお仕事の中止が伝えられる場合もあるからである。
 それでは、どう返すのが適切なのだろうか?
 単なるお仕事依頼のDMは、DMによるお仕事を受け付けている場合は、まずは、事務所の方に内容を見てもらい、返信が必要かを事務所の方に判断してもらう。その後、事務所の方が返信が必要だと判断した時には、事務所の方に返信の文面を作成してもらい、それを丸写しで書くだけで良い。DMによるお仕事を受け付けておらず、事務所を通す必要がある場合は、DMによるお仕事依頼は受けていない、事務所の連絡先と事務所を通す旨をDMに書いて返信すべきである。普通、事務所に所属の方はDMの管理が事務所なので、事務所の方がするので、自分でやる必要はない。
 次にフリーランスの方の説明をしよう。フリーランスの方は、DMが本当のお仕事かを見分けて適切に返信する必要がある。もちろん事務所に所属している方同様、当日のお仕事先からのDMへは即座に返信が必要である。
 単なるお仕事依頼のDMは、1日以内に受けるか受けないかの判断をして返信する必要がある。あまりに返信が遅いと、案件を逃すどころか、信頼が下がり、お仕事依頼自体をしてくれなくなる事もあるので、返信しないという選択肢はない。ただし、大人なお仕事の一部は、スルーで良い場合もあるので、必ず返信しなければならないというわけではない。
 それでは、返信の文面の書き方を見ていこう。
 お仕事の内容にもよるが、受けるか受けないかは必ず書く事。次回以降の連絡先が違う場合は、その連絡先も必要である。受ける場合は、その上で、例えば「いつもお世話になっております。本仮屋(筆者名)です。はい。確かに、お仕事内容の確認とお給料の確認、その他注意事項の確認を致しました。2021年8月1日9時30分、Aスタジオ集合で、ファッション雑誌の撮影ですね。それでは、撮影当日はよろしくお願いします。追加の連絡事項がありましたら、このDMへご連絡ください。早急に返信致します。」などと書くと良い。また、お仕事で返信が難しい日時がある場合は、お仕事内容は伏せて、「7月30日の返信は、昼間に収録のお仕事があり、19時頃になります事をご了解(ご理解)ください。」と記述すると良い。
 返信の内容のポイントは、5つ、受るか受けないか、受けない場合でも、別日で受けれる場合は、その事を書く。受ける場合はお仕事の日程、お仕事の内容、お給料や各種注意事項や重要な契約条項を復唱ならぬ復書(造語)をした上で、「よろしくお願いします。」と書きましょう。

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