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アラフィフがインテリアコーディネーター・宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士試に一発合格した話②

2022年11月21日インテリアコーディネーター 一次試験に無事合格した私は、HIPSの1ヶ月短期集中の2次試験対策のクラスに通います。

平面図
立・断面図
アイソメ図
パース図
家具図

どれがどう組み合わさって出てくるかわからない試験で
色鉛筆で色を塗らないといけないものも出ます。
+論文(550〜600文字)で3時間の試験
今考えたら、一次の範囲の広さも併せてかなり難しいよね、この試験

ただ、私、パースは捨てました。
どうにもややこしさが出てたし、過去問の出題の順番見てても
多分出ないだろ…と思いました。出てたら死亡確定。
でも、1ヶ月でやってる暇なかった。

あと、割ととっかかりが良かったっていうか
美術短大行ってたので、絵心はありでして
一次受かった事で腑抜けみたいになってたのと、絵の関係ならいけるっしょ、みたいな謎の自信があったんです。

普通にいうてこれぐらい描けたらうまいんちゃうん!?
これぐらいで勘弁してぇや

適当にしてたら

公開試験で痛い目にあいました
(Dが最低評価=絶対落ちるよ君っていう評価)

すぐ怠ける…。
ほんとスクール通ってて良かったです。
これ無かったら本気でやってないですから。
そこから腱鞘炎なるぐらいまで図面は描き込みました。
時間が取れる日は、6時間ぐらいぶっ通しで描きました。
何せ時間が無い…!

私、今回2次試験3回目なんです。
今回落ちたら1次からやり直しなんです。

っていう受講生が先生に相談しているのを聞いて本気でゾッとしました。
嫌だ!また1年図面描き込むとかもう…!

結果、パースは出ず論文は文字数ピッタリ

不安要素ありすぎで試験当日を迎えましたが、
論文は文字数ピッタリ
(誰が見ても文字は美しくわかりやすく、文字数は規格に近づけるのが良い◎)
図面もパースは出ず平面図(カラー)
・薪ストーブと薪棚
・薪ストーブまわりの150⾓タイル貼り
・室内のフローリング(幅150mm)とデッキスペースの床材の幅(幅200mm)指定
・ダイニングのテーブルサイズ(W2400×D900)
・床座でくつろげるスペース
・デッキチェア
など指定はあるものの
(薪を室内に置くのか、室外に置くのかなど議論ありましたが、結局過去出題の無いものに関しては、どちらでもきっちり描けていさえすれば良かったのかも。)

バルコニーの照明は完全に忘れて描きませんでしたし、
どうかな?と後から悔やまれる箇所が数箇所ありましたが、
緊張して100%の力が出ないのは皆当たり前で、
基本のサイズや描き方などブレていなければ問題ないのかなと思いました。

二次対策の先生の言葉が刺さった

二次対策の先生は、大学の講師もされている男性の先生でした。
インテリアコーディネーター他、建築士や、宅建も持っておられたと思います。
その先生が、
『僕は、今まで色々な資格試験に合格してきたんだけど、結局は最後「自分は受かるんだ!」という気合
「もしかしてダメかもしれない」なんて思わせないぐらいの絶対感を持って挑まないといけないと思う。』

と仰って

…確かにな…
モチベーションUPになった事は間違いないです

結果インテリアコーディネーター資格 いただきました!

資格スクールのアドバイザー曰く
一次二次スッと行く方は割と多いです。
一次合格からの二次つまずいてしまった方は
二次の試験で一次試験の要素(例えば動作のサイズ)があるのですが、忘れてしまって、再度つまずく方が多いです。
(あくまで一職員のコメントです)

という事で(テクニックに関してご質問ある方は連絡ください。少しはアドバイスできます)
一気に合格するしか無い試験だと断言できます。
私は独学ではなくて、スクールに所属しないと取れなかったと思います。

インテリアコーディネーター試験に受かってわかったこと

その後、仕事でマンションの大掛かりなリフォームを関わることになった時に、インテリアコーディネーター試験で学んだ、人の動作のサイズや、クロゼットの奥行など、すんなり出てきて、現場で想像ついたりしたので、学んだ知識は無駄にはなっていません。
名刺にインテリアコーディネーターと入れるので、今後接客する際にも
少しは箔がつく事でしょう。

しかしこの試験はインテリアセンスを磨くものではない

という事は、試験勉強半ばで気づいた事です。
座学ですので、美的センスや感覚的なものは、一切育ちません。
フリーで仕事するなら、まずこの資格を取って…というわけでは無い気がします。(名刺には書けますが)

私の場合、ほぼ1年がかりの資格取得ですので、本当に必要な資格なのかどうか、ご自分の就活先などを見据えて、考える必要はあるかと思います。


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