「慈悲」の意味を知った時

今日もお疲れ様でした。

「慈悲」という言葉の意味を知りました。

慈悲の心とはなんなのか考えていて、人の悲しみに同情すること?と思っていたのですが、私はあまり人に同情する感情ってあまり好きじゃなくて、他人は当人の感情が分かるわけないのに、分かった気になって涙したりするのはおこがましいとさえ思っていたので、慈悲の心が同情だとしたらなんか違うなと思っていたのです。

そもそも、「慈愛」でいいのに何故「慈悲」なのか?

そうしたら、ハッとさせられる事を耳にしたのです。
「慈悲」とは、そもそも漢文で、訳すと「悲しみを慈しむ」と言う意味なんです。
【悲しみを愛おしく思う】事なんですね。

それを知って、私は他者に対してもそうなんですけど、自分自身に対して「慈悲」の心を持てる事が一番大切なんだと気づいたんです。

人は、自分の許せない事を他者がしていると、余計に許せなくなって、相手を攻撃してしまうんですよね。

でも、「慈悲」の心を持った人は、ダメな自分も愛するんです。
自分のダメや悲しみを愛おしく包み込めるのです。

だから、他人にも寛容になれるのです。

私の経験から、人に厳しい人ほど自分のダメさを隠します。
寛容な人ほど自分のダメさを笑って話せます。

一番厄介なのは、自分のダメさを他人に話して余計に自分を否定し続ける人です。

「慈悲」は慈愛であり、自愛です。

もっともっと自分を愛して良いんだ!とたくさんの人に知って欲しいです。

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