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急には変わらないを受け入れる

 学びの中で、同じような課題がぐるぐると堂々巡りをしているように感じることがあります。学生の頃の勉強のように、覚えてことを定期的にペーパーに書き表して点数をつけるようだったら、そこで一区切りのような感じもするのですが、事心の変容に取り組み出すと、それは即座にとか急にとかがとても難しい事です。

 ボディ、マインド、スピリットと3つを考えたら、もしかしたら、この順番で簡単なのかも知れません。ボディは食事と運動で一番成果が目に見えやすく、やればやっただけ短期間で目に見えて変化がわかりやすいし、身体が答えてくれます。

 マインドの習慣的な思考は変容はもっと難しい気がします。思考の癖が自分でちゃんと理解できる段階にまずなるだけでも時間がかかると思うのです。理解して、変容したいと思いそれを習慣化して、自分のものになるには、ボディの変容の何倍もかかるでしょう。

 そう考えるとスピリットの段階は一体どのぐらいかかるのでしょうか?

 心の学びを進めていく中で、自己変容をするためにエゴの囚われていた部分を手放してスピリチャルに委ねる段階に入っていくときがあります。この時にいくらやっても変容が見られなくて焦る時があります。でもちゃんとそれなりの導きの中で取り組んで行ったら変容するのですよね。でもサクサクではなく、本当にゆっくりだということをわかっていることが大切。

 急には変わらないということをちゃんと受け入れていると、小さな変容にちょっとずつ気がつけるようになる自分が芽生えてきます。これは言葉で伝えることがとても難しいところなのですが、必ずあります。この変容の感覚を伝授するのが面白くもあるのですが、わかりにくくもありますね。

 変容したいとよりよくなりたいと誰もが思うところ。そこに焦点を当てて、取り組む時間を1日の中でちゃんと確保していくと、必ず、ブレイクスルーは訪れます。変化は急ではないのです。ゆっくり本当にゆっくり。でもふと後ろを振り返るとあれ?と思う瞬間があるのです。それが面白くもありますね。

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