立ち止まる勇気・・・そして感じる

　物事が早く早くと進んでいる時に、あれ？なんだかへんだな？ということがあります。それがたてづづけに起きることがあります。そう負のシンクロニシティーのように。

　誰もが良い子のシンクロニシティーを期待して、意味のある偶然に一致に目を向けている昨今ですが、実は負のものもあります。しかし、それは心がチクっと痛くなるので、大抵の人は避けます。だいたい辛いことが多いし、感情的にも重たかったり、変に振り回されたりすることが多いです。

　でも実はここがすごく大切なところなんです。ピンチはチャンスと言われるところです。表面上のシンクロニシティーの波を何回が体験すると次にどうしようもない壁のような辛いことがあります。心の世界に方位を合わせたことで、入り口では今まで味わったことのない良い偶然の一致を感じて手応えを得ます。しかしもう少し先へ進んでいくと魂の成長の為にはどうしても避けられない、負のメッセージなる出来事が起きてきます。

　自分の心のゴミのようなもので、誰にもあるもので、そこに気づかさないとどうしても次へは進むことができません。どちらかというと苦しくぐるぐるしていていたたまれないところです。そんな時自分の先を歩む人が誰か一人はいてくれるはずです。ここに進む段階になるとなぜかしら用意されているのを感じます。それは誰かに教えられるわけではないのですが、自分でこの人だ！とわかる感覚があったり、導かれたりします。

　まずは自分の中で負の連鎖が起き出したら、もがかず焦らず、まず立ち止まることです。良いこともしっかりと精神的に享受できているのですから、負なることもちゃんと意味がわかり享受できる段階にきていると思うのです。ただ、嬉しいことは手放しで喜べるけれど、辛いことはなかなか難しい・・・。だから何かしら助けになる人が存在します。その人にヘルプすること。そして自分自身もその負なる意味を感じることです。

　できることなら、スピリチャルの助けもたくさんあるので、自分を守ってくれているガーディアンエンジェルはじめ、自分が信じるエンジェルやマスターたちにお願いしたら良いと思います。困った時の神頼みだと思ってもいいので、こちらから意思表明をします。スピリチャルな世界では自由意志という法則があって、頼まれてもいないのにエンジェルたちは動けないようです。私たちが意思を持ってお願いしてヘルプしてもらう、そして自分でできる今を感じ切ることです。

　そうすると自然に、少し時間がかかりますが、夢だったり、本だったり、人の話だったり、インスピレーションだったり、直感だったりでその意味がわかります。わかったところからまた動き出したらいいんです。良い方に触れたり負の部分に触れたりしながら、自分感覚を磨いていくからこそ成長できていくのだと思うのです。