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自分歴史

数日前、47歳になった。本当にあっというまに。

たまに、自己紹介をする機会があるけれど、その度に思う。
難しい。

簡単な歴史というか、流れだけで言えば、日本で4人家族の中に生まれ、幼稚園、小中高校と地元の学校に通い、高校1年の3学期から1年間、オーストラリアに留学。そこで、現在の夫と同級生として出会う。
日本の高校が進学校だったため、留学からの帰国後、そのまま2年の3学期に進学することを認められずに留年という形になり、ひとつ下の学年で1年3学期からの再スタート。

19歳で高校卒業した後は、日本の大学は受験・進学せず、周囲の反対を押し切って、20歳になってすぐ単身渡米。
ロサンゼルスで演劇学校のオーディションを受けてTheatre Academy入学。Collegeと並行で舞台演劇を学び、両校卒業後、ロスで初舞台。
その後も舞台活動を続け、エンターテイメントビザを獲得。このままアメリカで役者としてやっていくのだろうと思っていた矢先に起こった9・11。その影響を受けてニューヨークでの作品参加の予定が無期延期に。

ビザの更新が難しくなったこと、身体を壊したこと、当時パートナーだった日本人の彼の帰国、私自身の日本の家族事情などを受けて、2002年に日本に帰国。そして東京にいた約2年の間、家庭教師や予備校で英会話・英語を教えながら、幾つかのオーディションやレッスンも体験し、日本での舞台活動の可能性を模索。

そんな中、アメリカに戻る、日本に残る、それぞれの選択肢を抱えたまま、ワーキングホリデービザで1年間オーストラリアへ。
現在の夫とその妹が住むブリスベンでハウスシェア。通訳や語学関係の仕事をしながら、いくつかの舞台作品に出演。10年来の親友だった彼と結婚することとなり、2004年、10月オーストラリアに移住。

そこから20年。
2024年の現在、夫と息子と、オーストラリアのゴールドコースト在住。生まれつきの障害がある息子も、元気にすくすくと育ち、今年でもう8歳に。家族3人で楽しく暮らしている。


本当に、流れだけで言えばこんな感じで、だけど、自分の人生なのに、なんだか他人事のような気さえする。そんな47年。




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