competitive



小学6年の頃、自分の無駄な正義感が原因でクラスの男子グループから目を付けられて陰湿な嫌がらせを受けていた。当時から負けん気が強くてやり返し続けてた。

けれど、5対1だったから結構しんどくて1度だけ親に相談した。まぁスルーされた。(たぶん子供の問題に首を突っ込まない放任主義的な教育方針がゆえにあえてだと思うけれど、ここに関しては悪手だったと思うよ)

当時仲良くしてたクラスメイト達も直接的な味方をしてくれる訳ではなかった。みんな陰では心配して俺に声はかけたけど、一緒になって殴りかかったり黒板消しぶん投げたりもしないし、大きな声をあげることもなかった。

たぶん、周りから見たら犬猿の仲みたいな扱いだったんだと思う。でも、5対1はイジメだよね、本来なら。俺がやり返さず喧嘩もぜんぶ負けて靴の中の画鋲踏んづけてベソかいていたらこれはイジメだったよ。

俺がやり返すことでイジメが実質免罪される感じは納得がいかなかったけど、結果同じようなことを相手にしてたからまぁ仕方ないのかと。そんなもんかと。

この頃にせめて一緒に黒板消しぶん投げてくれる友達がいたら、俺のベースの性格少しは違っていたかもな、とか大人になってから考えたりするよ。

おれがクラスメイトと対峙してるのを関係ない顔して(事実関係ないんだけどね)横目で流し、放課後には「一緒に遊ぼ」とか言ってくる。普通なのかもしれないけれどそれが少し気持ち悪かった。

性格のベースが形成されたのはこの頃かもしれない。








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