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寒さ厳しくなる頃、地震わす尾根あり

「寒さ厳しくなる頃、地震わす尾根あり」

冬のお庭予報です。

いきなり不穏な始まりではありますが、文字通りの可能性よりも、何らかの大きな組織や(自らにとって、という可能性もあり)経済など、大きく動くのかも知れません。善し悪しはそれこそ、人により変わってくるでしょう。個人単位ですと、一家の大黒柱であったり、家の中心であったり、または心の支えであるものであるかも知れません。自然も、人も社会も、ずっとこのままではいられない。そう告げられているきが致します。この前に「雷轟き」という言葉がぽつんとありましたが、この時期に雷?!と思ったらなぜか引っ込んでしまいました。雷、地震わす…何かしらの大きな変化はあるのでしょうね。

「大体良し、根を張る植物特に悪しからず。虫わくは体当たり」

お庭の植物の生育や、畑のお野菜などはよく育つようです。我が家の畑も小松菜の収穫後、石灰などを混ぜて、よく耕してあります。木の剪定も済んでおり、日当たりも良好。何を植えようかと考えている時が一番楽しみです。しかし、虫に注意ですね。体当たり、ということは、植物に一斉に飛びかかって丸裸にされてしまう可能性もあるのでしょうか。冬は潤沢な栄養があるとも限らず、そこに美味しそうな若芽でもあれば、そりゃあ、体当たりで飛びついてきますよね。虫だって、生きるのに必死ですし。これはまた、人に置き換えれば、しっかりと日々の生活を営む志は良し、そしてそれを絶やさぬよう努力するはもっと良しというところでしょうか。当たり前だったことが、当たり前ではなくなった二年間。それでも私達はどうにか生きるための様々な工夫と努力を重ねて参りました。そうした地道な積み重ねの成果が出てくるのでしょう。但し、それを怠ってしまった者はどうでしょうか。持たざる者、持つ者にどう振る舞うか。人としての品性も問われているのですね。

「先に出るもの、根絶やさぬよう」

時折り訪れる小春日和に誘われて、するするっも植物が芽を出したり、花が咲いてしまうことがあります。しかし、また、寒くなる。そうなると、発芽や開花に栄養を取られた根が潰えてしまう可能性もあります。よくよく見張っておいた方が良さそうです。そういった植物があれば、水や堆肥などを気を付けてあげなければなりません。根が枯れてしまうと、もうどうしようもありませんから。人も、同じですね。長い鬱屈を晴らそうと我先にと飛び出してしまえば、これまでの努力が水の泡になってしまう可能性もあります。インフルエンザの流行も気がかりですね。この二年間、手洗いうがいを心がけてきたからこそ、の、今。気を抜かぬよう、健康を維持していきたいものです。

今年の冬は、寒さの質が少し違うようです。ヒヤッとした寒さは、心身ともに疲労させます。お身体を労り、お庭を労り。

ともに笑顔で春を待ちましょう。

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