見出し画像

舞台『刀剣乱舞』心伝 つけたり奇譚の走馬灯 感想①※ネタバレ※

新選組を愛している
もう30年もだ
初めて出逢った幼い日のあの胸の高鳴りが
30年経ってもずっと消えずにいる

そんな私の心を全て肯定してくれるような作品だった
この物語の根底に愛があるからだろうな


とにかく素晴らしい早乙女友貴


早乙女友貴さんを観るのは初めてだったけどこんなに素晴らしい俳優さんがいるのかと、殺陣のレベルがとんでもない…天才剣士をこんなに体現できる人がいたのかと感動に震えていたな。

今まで出逢った中で、一番本物だと思えた沖田総司だった。
本当に本当に心の底から、魂が震えるくらいに素晴らしい沖田総司だった。

ラストの沖田組との決闘シーン。
スポットが当たって、まるで浮世絵のような衣装で現れた瞬間から存在感に圧倒され、刀にかけられていた手がまるでこれから始まるであろう最後の戦いを惜しむように確かめるようにゆっくり柄を握り混む指先まで美しくて、一太刀毎に苛烈で美しくてでも儚くて、全てが素晴らしかった。

こんな沖田総司にはこの先出逢えないと思って、生でどうしてももう一度観たくて、ミラノ座まで当日券目当てで通ってしまった。怖かった、夜の歌舞伎町。

この作品に出てくれて、本当にありがとうございます。
思い出す度に震えています。一生心に残り続ける沖田総司でした。


私も孫六さんの虜🫶

孫六兼元のことは良く知らずに臨んだ心伝。
ビジュアルが解禁されてからカッコいい~~~!!と思ってキャッキャ(死語)していた砂川さんの孫六兼元。
生で観たらとんでもなかったな…
こんなにかっこ良い人間がいるのか(いた)
と、正直登場シーンはずっと孫六追跡双眼鏡してた勢いでした。
友人は顔が良すぎて記憶が飛んだと言っていました。

でも顔だけじゃないですよ、佇まいがめちゃくちゃ刀剣男士なわけで。
めちゃくちゃ孫六なわけで、と言いたいところなんですが、我が本丸に孫六はいません。孫六はいません(二回目)
余裕そうに見えても常に警戒を解かず、何だか得体の知れないようでいて人情に厚く
良く通る声での口上も、滲み出る刀としての矜持の高さも、遠くの席から観ても不思議に光る瞳の色も、長い手足での華麗な殺陣もとても良かった…!
安定のおー(^o^)/を背後で暖かい目で眺める孫六サイコーでは?🫶お茶目で可愛いか?

斎藤一との一騎討ちのシーンが本当にかっこ良かったな。「この存在を掛けてあんたの腕を貰い受ける」って、なにそれかっこ良い。永遠に一騎討ちしてくれかっこ良い。もうかっこ良い以外言ってないじゃん。語彙力無くなるねん、あの孫六さんを前にすると。仕方ない。
斎藤一は最後のつきは左利きだったわ。
斎藤さんは別で語る。

期待が大きかった分、どんな感じかな…と少し不安もあった孫六さんでしたが、期待の5億倍ぐらいのものを返してくれましたね!
うちにもきてよ、孫六さん…(涙)

願わくば、また砂川さんの孫六さんに会えますように🙏


②に続く








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?