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[6/7] 北海道一人旅 2023/01/27 帯広、北海道ホテル、長崎屋、インデアン、フクハラ


札幌から帯広へ

朝、事前に予約した高速バスに乗って帯広へ。
コンフォートホテルのゴキゲンなバイキングを頂いたあと、後ろ髪を引かれながらチェックアウト。ホテルのチェックアウトの瞬間、「もうここに自分の部屋がないのだ」という寂しさをいつも感じる。住まいのありがたみですな。
実際、十分に札幌を見て回れたわけでもないし、旅程の見積もりをミスってんだわ。もう一泊でも良かった。

バスが北海道は主要都市以外の重要なインフラ

この旅行、2023/01/24-28の旅行の予定を組むときに、宿泊を挟んで前後一日くらいその場所に滞在すれば、一応観光地をざっと見ることができるだろうと思っていたのですが、実際行ってみる全然余裕がありませんでした。
というのは、バスでも飛行機でも徒歩でも、移動はとても疲れるからです。当たり前だ。
残り時間がないのを気にしながら、目的地へ移動して、たどり着いてまた観光してというのを繰り返すと、その日の晩だとか旅程全体のどっかにしわ寄せがきます。普段と違うことしてるんだから、ちゃんと楽しめるように時間をみて予定組まないと、もったいないですな。

帯広に行くということを決めたのは、帯広という地名が有名で、特急も通ってるみたいなので、最終日新千歳空港までの往復が簡単かなあと思ったため。

主要都市なので道路も線路も太い。でも遠い。

北海道はJRの路線の大半が赤字になっていて、例えば札幌から北端の稚内に行こうと路線検索したら、特急以外に一本で電車が走っていないことがわかりました。往復で半日、寝る時間考慮したら一日潰れるわけですから、『高速バスで夜仮眠を取れたら到着後早朝から動けるな!』みたいな計算はガバガバすぎるってもんですね。

そして今回「正午に帯広到着なら、そっから何かしら見に行ったりもできんじゃね」という11月頃の自分の目測が甘かったのでした。

虎と鯨で店内は混んでいた
車酔い勢にはつらい
徐々に人が乗ってきたものの空いてはいた
トイレと自販機以外存在しないSA

途中、占冠(しむかっぷ)というところで休憩。この読みがながないと絶対に読めない地名をみるのも旅行の楽しさですね。

帯広

思ったよりこじんまりしていた

真昼、とはいえいろいろあって13:00。遠出にはちょっと時間がないし、酔い止めを乗り越えて酔っている。
旅程の無理がこの辺にガツンときており、どこか出かけるにも、一旦荷物を置きたい気持ちになって、チェックイン可能な時刻まで周辺を散策してホテルへ向かいました。疲れてるのでこの辺の写真が全くありません。

周辺に長崎屋という寂れたイオン的な商業施設や、飲み屋が密集したところ、地味にパチンコ屋もありました。12.5スロという、世にも奇妙なレートで「ゲーム数拾いできるかもしれない」と入店してみました(悲しい習性)。
客層激甘だったので、ガメラのREG後くらいだったらすぐ拾えそう。

森のスパリゾート 北海道ホテル

https://travel.spot-app.jp/gotouchi-sauna/report/hokkaidohotel/
北海道ホテルという振りかぶった名前

歴史のあるホテルのようで、内装外装に趣がありました。温泉があるという一点だけで選択しました。

コンセントの位置が悪くてなにかと給電しにくい
温泉あるので使わず
居間もドアで区切られているのが珍しい(その写真はない)

設備は全体的に古めで、リニューアルするにも体力ないし、でもズボンプレッサーとか空気清浄機とか、置いて完結するものくらいは置きますよ、という企業努力を感じるところ。グッズが多い分、寝室の圧迫感が結構ありました。
施設全体が電球色の黄色がかった照明ばかりで、部屋もそんな感じです。自分は昼光色の人工的な白が好きな分のでこの辺も合わなかったです。

とはいえ、温泉やレストランをそもそも構えているところや、そのお値段自体も結構しっかりとしたクラスなので、多分「温泉だけいただけたらいいや」みたいな自分のような客とはマッチしてないのだと思います。一人部屋が特別圧迫感があるだけで、多人数用の部屋だと雰囲気良さげでした。

インデアン

結局チェックインしてもう一度出かけるにも、何をやるにも中途半端な時間14:00頃になってしまい、車酔いで動きたくない気持ちを蹴っ飛ばすだけが限界でした。
とりあえず、駅前にあった長崎屋に行って、地元でそこそこ展開しているという「インデアン」というカレー屋に行くことに。大阪にもインデアンカレーという有名なところがありますが、もちろん別のお店です。

自分以外には女性が一人食べにきていた
ハンバーグカレー(726円)

こちらは完全日本食としてのカレーで、辛さはたしか選べたのですが、真ん中にしても「辛い」って感じは全くなかったです。ルーはもったりとしていてご飯によく絡みます。マイルドでおいしい。福神漬けも数種類ありましたね。
これは本当に記憶違いだったら申し訳ないんですが、ちょっと冷めてました。全然「熱い」と感じなかった記憶がある。もったりしてたのは、熱々じゃなかったからでは、と思うほど。カレー、舌やけどするくらい熱くあってほしい。

フクハラ探訪

この駅前の長崎屋、2023/07/31に一部テナントを残して閉店しているそうです。
実際訪問したときお客さんは少なく、にもかかわらず、デパートっぽい独立した店舗が入ってて、それぞれ店員さんが暇そうに回遊していました。ゲームコーナーも異様に大きかった印象です。中高生っぽい人らもいましたが、なんか客層と売ってるものが合致してないように見えました。
また、照明を焚いているのに店内は薄暗くて、壁の色と合ってなかったです。単純に古いってことなんでしょうけど。
30年前くらいの少し大きめのスーパーとかに、何のこだわりもないアイスやたこ焼きが食べられるイートインスペースとかあったじゃないですか。施設全体があんな感じで、駅前であるという利点以外は、この近くにあるイオンに負けたということなのかもしれないです。イオンの様子も見たかったな。
インデアンにしても、帯広駅前に店舗としてあったのを後で発見したのですが、味が同じならそっちで食べたほうがリッチな気分になれたと思ってしまいました。

長崎屋には、フクハラという地元特化のスーパーが入っていました。こういう地元で売ってる惣菜とか見るだけで十分楽しい。ちなみに長崎屋はドンキでおなじみのパンパシフィック傘下ですので、長崎屋全体がドンキパワーがめぐらされておりました。確かマジカアプリとか使えた気がする。

北海道は地元の食品を外部にも地元民にも誇っていてかっこいい
やきそば弁当が制圧している世界
鎌田製菓のパッケージなしのせんべい
福祉事業所でとりあえず作って売っとけクッキー感ある(元職員)
釧路にはザンギをタレで食う文化があるそうな。昼これでもよかった。
札幌市にあるロバパンが制圧する世界(フジパン系列)

このあとは駅近辺を散策して終了。フクハラでやきそば弁当を買い、駅構内にあった売店で、地元で有名らしい「ますやパン」というお店の惣菜パンをいくつか買いました。地元スーパーにも、何も意識はしていないが、大阪だけでやってる食品会社が営業に成功したような商品があるんでしょうね。別寅とかイカリとかまあいえばそうだもんな。

夕食はセイコーマートで豪遊(3度目)。写真はない。
なんかわりと有名なラーメン屋が帯広駅近くにあったようなのですが、そもそもインデアン食った時間が半端だったので、ホテルに足が向いてしまい、向いたら最後二度と出る気が起こりませんでした(引きこもり体質)。

冒頭に戻りますけど、「昼に到着すりゃ帯広の観光地一箇所くらい行けるでしょ」みたいな、エクセル上の予定を立てるのは今後やめようと思いました。競馬知らなさ過ぎて、火曜日に行ったら閉まってた、みたいなのは正直どうしようもない範囲だと自分で思うのですけど、体力と時間の切り方は今までの人生で想定できてたわけだしなあ。
次旅行行くときはもっとゆったり二泊ずつくらいホテルをとって、拠点を構えてうろつきたいと思います。移動自体も楽しみたいしね。

温泉

https://www.jalan.net/yad320984/

写真と構えるわけにもいかんので、行ったというだけですが、室内と露天がありました。最終日なんだし温泉でも、という感じで予約したにも関わらず、風呂ってそもそも暑くって長く入っていられんのですが。風呂というアトラクションて薄命ですね。
暑いって不快やん。不快やったら出たいやん。でも肩までお湯に浸かるのは嫌じゃないんですよ。楽しいんですよ。

と、いうことで翌日が最終日。ほぼ帰るだけ。

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