Regonn&Curry.fm Episode 104収録後記 ポッドキャストの収録から公開までのフロー紹介
このnoteは、Regonn&Curry.fm というポッドキャストの第104回の収録後記です。
104回では 白金鉱業.FM の吉田さんをゲストに来て頂き、ポッドキャストに関連する話などをしました。
収録後記として、エピソードの中でも話していた、現在の Regonn&Curry.fm での収録から公開までのフローを紹介します。
収録
収録は Zoom を利用しています。Zoomだと、自動の音量調節やノイズキャンセリングがついているので、人それぞれのマイクの環境を調節したりしなくて済むので簡単です。YouTubeLiveでも配信していますが、そちらはカレーちゃんに任せていて、たまに私がZoomの録画開始ボタンを押し忘れることもあり、その時はカレーちゃん側で配信しているYouTubeLiveの方の録画を利用することもあり、バックアップとしても利用できています。
データ前処理
Zoom は有料版を利用しているので、クラウドから録画の動画でダウンロードしたら Vrew というサービスを利用します。
このサービスでは、自動字幕等を自動でやってくれるツールで、そちらの機能は使わず 無音期間を短縮 できる機能を利用しています。
ポッドキャストを編集している人なら理解してくれると思いますが、編集の面倒くさい事の一つに、無音期間の削除があります。無音の期間があると、BGMでも無い限り間延びするので、削除しようとするのですが、1~2秒位の無音は結構な頻度で出てくるので、それを削除するだけでも大変です。他にも無音を自動で消してくれるツールを試しましたが、Vrewが一番使いやすかったです。だいたい無音期間を削除すると1時間位の収録動画が40分位になるのでファイルの容量的にも軽くなります。そして、Vrewのエクスポート機能で直接mp3にして前処理は終わりです。
編集
編集は Adobe の Premiere Pro と Audition を利用しています。趣味で動画編集もしていて、Premiere Pro の操作に慣れているので切り貼り等の作業はPremiere Pro がメインですが、まず音声データに対して Audition で次の処理を行います。
▶︎ ノイズリダクション処理
▶︎ イコライザでシンプルベースリフト処理(低音域の音量を上げることでハスキーボイスっぽくなりカッコよくなるらしい)
▶︎ ダイナミックスでコンプレッサ処理(二人の会話の音量が揃うように処理)
あとは、Premiere Pro で 1.5 倍速位にして、全体を聞き流して、おかしなところが無いか確認します。無音期間とかも既に処理できているので、この段階は他の作業をしながらやる場合も多いです。
アップロードして公開
Premiere Pro で mp3 出力して、Anchorにアップロードして完了です。大体こんな流れで毎週やっています。60 分のエピソードだとして、収録終わって公開までは同じ位の60分ぐらい作業しているかなという感じです。
最後に
Kaggle を中心としたデータサイエンスに関する内容をポッドキャストで配信しているので良かったら聞いてください。
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