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私が思う日本の珈琲の未来について

今回は今後の日本のコーヒー業界の未来はどうなるのか?について私が思っている事を書きたいと思います。

コロナ禍で数多くのカフェや飲食店が無くなりましたが今はテイクアウト専門店に切り替えて珈琲を販売したり、新規で全く違う業種から国の補助金等を使ってコーヒー業界に参入している方々が増えていると実感します。

経済活動がいよいよ動き出してはきましたが世界の状況はどうかと云えば珈琲の生産国は原油高で輸送費が上がったり、アメリカのインフレによる問題、生産者の労働者雇用の不安定化等が起きており、これに加えて環境問題が赤道付近を中心にどんどん加速してこともあり珈琲豆の生産は非常にお金も掛かるし、人件費も掛かる。それに環境異常の問題から品質の安定性や生産量の安定性が非常に厳しいと伺います。
それ故に今後もコーヒーは値上がりが続くと感じてます。

そんな中でこれからの日本のコーヒー業界が今までの感覚で商品の価値や価格や味を説明し続けても、きっと継続していくことは出来ても大きく消費量を伸ばしていくことは難しいと考えてます。

ではなぜこの消費量を大きく伸ばすことが必要なのでしょうか?
また、今までの売り方ではなぜダメなのでしょうか?

近年の日本のコーヒーの消費量は右肩上がりですが、上がり方の大きさに他の国との差は歴然です。消費量が上がっているからと売り手がどんどん増えていますが、消費が増えていてもその増え方が緩やかでは珈琲の売り手が急激に増えている為ナカナカいつまでも商売としては成り立たず、少ない消費者を結局奪い合う形になっている構図です。

消費量がもっと上がれば生産者にもしっかりした使用量を提言し、買取の補償をすることで生産者側も不安なく栽培に力が入れられて経営が安定し品質も安定しますが、品質と売買するバランスが今の様に不安定だと生産者はどれくらい買って貰えるかも分からない上に品質ばかりを求められるので良い作物が売れていき、それ以外の作物は買い叩かれいつまでも苦しみます。

大切なの売り手は品質が良い物でないと美味しくないことをしっかりと買い手にご案内しながら珈琲の美味しさや素晴らしさ、癒し等をしっかりと伝えて商品価値を認知してもらえることとその商品価値をみんなが同じように共感し共有できるようになることで日常生活での必需品になり消費量も一機に増えていくと考えられます。

事実コーヒーの消費量が多い国は国民一人当たりのコーヒーを飲む場所がカフェやコーヒースタンドで購入しており、家でも飲むので消費も大きくこれが日本の消費の仕方の大きな違いです。

つまりこの事を上記の動きから皆さまが知ることで生産者も消費者も支え合えるようになり、win-winの関係になるとはじめていえます。
缶コーヒーを飲む文化かが無くなり、気軽にどこでも美味しく珈琲を淹れて貰える場所が皆さんの住むエリアに数多く出来たら、きっともっと平凡な毎日にいろどりは増えていき小さなコミニティーが出来ることで人が繋がり支え合える未来になると私は信じているのでこの仕事をしています。

だからこそ、日本全体の珈琲豆の消費量を一気に加速させないといけない。

美味し珈琲を飲める未来はきっと私達の意識を変えることでしか継続できないのではないでしょうか?

皆様はどう考えますか?

最後まで読んで頂きありがとうございます。
今後とも宜しくお願いします。



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