見出し画像

昨日の朝の贅沢

ファミマのフラッペも贅沢だった。
我が身の健康も考えず空きっ腹への冷たい飲み物。
猫たちへの貢物の猫缶もある意味、私の贅沢だ。
そしてファミマの店員さんとのほんの僅かの会話も贅沢…
「これだけ買っても猫が食べるとは限らないから」
「猫あるあるですよね」
あるある、なんて若い言葉は私には出てこない。
時代の言葉を受け取ってワクワクした。
時を越えて残る言葉になるのかはわからないがその時代時代に通じる言葉って素敵だ。
もはや私達は「いとおかし」なんて使わないけれどもしかしたら若い女達は身分を問わずに結構、使っていたのかもしれない。
都から遠く離れても若さは若さ。
流行語だって親の任地に持ち込んだことだろう。
現地の子女も都で使うことばなんだってよときゃあきゃあと使ったかもしれない。
ファミマで「あるある」言葉を聞いただけで平安の都までワープできた一瞬は限りなく贅沢なのかもしれない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?