感情
大きく変化した日常においてけぼりを食わないように。右足と左足を交互に出して、コケそうになりながらもなんとか歩む日々。
一度は手からこぼれ落ちたものたちを拾い集める日々。
焦り・不安・よろこび。いろんな感情がワタシの中を駆け巡る。その一つ一つに向き合えるほど余裕はなくて。向き合いたいと思うときには感情が逃げてゆく。するりするり。
心から抜け出す感情は立ち止まってはくれない。どうするのが、いいものか。私には分からない。でも、きっと。あともう少ししたら
巡りゆく感情としっかりと手を繋いで、一緒に一歩ずつ進める。そんな、予感。
好きなもの。好きなひと。四六時中「好き」に囲まれて生きられるほど、人生は甘くない。招かれざる訪問者や、とばっちりを受けることもある。
でも、その後に「好き」に囲まれる時間があることが、大切なのかもしれない。
これから先、幾つ「好き」を増やせるかな。
いや、増やさなくてもいいのかもしれない。
いま、手のひらにのっている「好き」をみつめるだけで、いい。きっと、そうだ。
繊細な心はときに厄介だけれど。
心の鎧をとれる時間が、なるべく沢山、
ありますように。
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