春天RAT

第159回天皇賞(春)~平成最後の春天~特別登録馬雑感~

 ここでこそ、使わねばならない「今上天皇陛下御在位中最後となる天皇賞(春)」は、ある意味、御即位30年慶祝として施行されると思っても構わない。採用されようがされまいが、どちらにしても、正規では特殊事情下で施行される「春天」である事には変化は無い。そして、出走を予定している全馬が所謂、募集工いやタブー馬である。そして、その翌日の4月29日(祝)が「昭和の日」であり、4月30日(祝)に今上天皇陛下御退位となり、上皇となる。そして5月1日(水)に皇太子殿下が、天皇陛下として御即位され新元号「令和」が施行され、1日限りの国民の祝日が成立、さらに3日「憲法記念日」、4日「みどりの日」に「京都新聞杯」、5日「こどもの日」に「NHKマイルC」が施行されるが、これは「御即位慶祝」扱いになるのである。

 相変わらず話題の矢先が、とんでも無い方向へ行き、どこにも「雑感」らしきものが窺えないが、まずは、プログで書いたように、プラストワンピースは明け4歳での春天制覇は不可能となった。そもそも「大阪杯」を従前通り、ステップとして利用するスペックすら特別登録段階で1頭も存在しないのである。

 だから、集められた登録馬数は最初からフルゲートに短い15頭。その中には、条件馬まで存在し、これがプリンスオブペスカを名乗っているのだから摩訶不思議だ。
 しかし、明け4歳vs迎撃5歳という対決構造は、菊花賞馬フィエールマンを出走させる4歳世代は面目が立つが迎撃世代の5歳が前年3着馬で菊花賞2着馬クリンチャーに頼りっきりなのが頂けない。
 これでは、「皐月賞」からのG1連覇をネタに、角居のシャケトラの集票力が上がりそうである。(安楽死処分が決定した。)

 当研の炎10のエントリーシートは明け4歳馬エタリオウの馬名を書いた。勝負づけが着いていると見られれば、▲でなく◎も奢れるが、まだ2週前で時間的には余裕がある。余裕があるという事はノイズが混入しやすいことでもあるので、暫く、この話題には触れないでおく。(尚、以下のプレ・レーティングは、正式発表の照合は行っていませんので、ご注意ください、)

 地上波を見ていると「今上陛下」を平気で「天皇」と総称で扱ったり、「皇紀」を自慢気に多用したりする輩が多い。工作員かもしないと不安感。
 「陛下」を「天皇」につけることが継承だと勘違いしているのである。「陛下」をつけることで、対象が今上陛下個人に制限される訳で、そこに「敬称」などは関係無い。


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