モンキーパンチ

コンビニなんぞに健康に良いものなど存在しない。

 野菜が身体にいいから1日350gを農水省が推奨しているが、そこには大きな落とし穴と利権が関わっている。そもそも350gという根拠が曖昧で、野菜ならば何でもいいのか緑黄色野菜を多く摂れなどいい加減な言葉が並んでいる。日本人には身体にいい食物など存在しないのである。そもそもコンビニで買えるものに身体にいいものなど皆無であり、それは外食でも同様。
 その殆どが外来種であり、野菜を多く摂る中国の平均寿命は中国が高いのか?現在の平均寿命は戦時、食べるものに困っていた頃に子供であった高齢者層によって支えられているので、戦後の飽食の時代を生きた日本人だけの社会構造下では、その平均寿命は大きく変化するのである。
 その昔、我々日本人の祖先らは、タンパク質を大豆や豆腐などから撮り込んで来た。総ての食事を昔ながらにする訳では無い。外来種を健康にいいからと率先して特に多く口に入れることに警鐘が鳴らされているのである。
 なぜ、ブロッコリー・トマトなどの外来種を政府が薦めるのか?それらを輸入しなければならないからである。TVや雑誌では、金の流れに応じて、様々なものが「身体にいい」と言われ続ける。

 昨日(4/16)はテレビ朝日系列で「冷凍食品総選挙」などという番組が3時間近く放送されたが、「流石に冷凍食品が身体にいい」などというデマは流されなかったが、ひな壇の芸能人は「美味しい」「これ、好き」などと口々に宣伝を怠らない。
 それは、そういう台本の通り薦められているからで、慣れないMC武田真治と女子アナ弘中綾香の2人は、カンペから視線を外す暇され無く、それを読み続けた。
 冷凍食品メジャーの「ニチレイ」が最初、ランキングに1つの商品も入らず、関係者は、焦っている演技をし、カメラがそれをすかさず映し出す。上位ランクで、やっと1つ入り関係者の安堵、そんな際に、ゆるキャラのイタメくんのワザとらしい不調での退場。そして復活など、台本通りに番組は進行する。途中、数字が取れる製造工程の紹介なども織り交ぜて・・・地上波の編成と編成のハザマを埋めるだけが目的の3時間特集は終焉を迎える。そして、この番組のスポンサーが「ニチレイ」である。巷では「味の素」が不参加の総選挙に意味があるのかなどと疑問視されている。それでも、翌日の冷凍食品の売上は、10連休を前に、ウナギ昇りとなる訳だ。結局、後半は番組批判になってしまい「健康」とは無縁の話になったが、要するに「メディアは息をするように嘘をつく」のである。

モンキーパンチ先生のご冥福をお祈り申し上げます。
 
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?